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花粉症が私のセックスに意外な影響をもたらしている、かも?

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生活習慣の変化や化学物質の増加などの影響で、花粉症患者は年々増えていると言われています。「去年まで大丈夫だったのに、今年は目も鼻も崩壊状態……」なんて人も多いのではないでしょうか?

そんな、涙も鼻水もグチョグチョの方、最近アソコの濡れ具合はいかがですか?(笑)特に変化のない方は問題ないのですが、全然濡れなくなっちゃった人や「花粉症の症状が辛いからそういう気持ちにならないダケだろう」と思っている方も中にはいるはず!

……というのも、私自身、今年から「もしかして花粉症かも?」な症状が出ておりまして。最近は目の痒みを抑えるべくアレルギーの薬を飲んでいるのですが、セックスの際にちゃんと気持ち良いと感じていても、いつもより愛液の量が少ないような気がしていたんです。友人の産婦人科医に相談してみたところ……

「それって、抗ヒスタミン薬の影響もあるんじゃない?」

花粉症のつらい症状を止めるために飲んでいるお薬が、女性のアソコに意外な影響を与えている可能性がある、という興味深い話を聞くことになりました!

■愛液の主な成分とは?

・血漿(ほとんど水+わずかなタンパク質)
・バルトリン腺液
・スキーン腺液
・子宮頚管粘液
などなど……。これらのバランスは体調や精神状態で日々変化しているそうです。

花粉症の薬といっても様々な種類がありますが、アレルギー症状を緩和する抗ヒスタミン薬には、「抗コリン作用」を持つものがあります。抗コリン作用の代表的な症状は便秘や眠気ですが、唾液腺に作用して口が乾くこともよく知られているのだそうです。

「同じ作用機序で、バルトリン腺に作用し膣分泌液(愛液)が少なくなることも考えられるよね」

というのが、友人のご意見。

すべての人が該当するわけではないですが、花粉症薬を飲んでいて「最近濡れにくいな」と感じる人、というか私? もしかしたら薬の服用が原因のひとつにあるのかもしれないんですね……。でも、それなら逆に、安心! 「何で濡れないんだろう」と悩む必要がないですからね。最中に、いつもより濡れないからといってパートナーから執拗な愛撫を受けて痛い思いをガマンすることも、しなくて良し。「花粉症のせいで濡れにくいみたいなの……」と伝えれば、「あなたのせいじゃないし、私のせいでもない。すべては花粉のせい☆」ということに出来ちゃいます。

その上で、小分けタイプのローションを持参してみたり、花粉症薬を飲むタイミングとデートの予定を見直してみるのもいいかもしれません。嗚呼、早く花粉の飛散が終了しますように!

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谷川明日香

芸能経験を経てライフスタイル、美容の会社を設立。モテ男育成や婚活講座の講師や男性用コスメ「オールインワンメンズケア」をプロデュース。TVなどメディアでバイセクシャルをカミングアウトしている。

@t_asuka

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