ピアスの開け方カタログ
ピンク色で描かれているのがピアス、かわいいお顔のついている部分がクリトリスだと思ってください。
▼クリトリス系
(1)クリスティナ・ピアッシング
恥丘に開けるもの。いわゆる割れ目のすぐ上から。名前は、はじめてこのピアスを入れたとされる女性の名前がクリスティナだったことに由来する。
(2)バーティカル・クリトリスフード・ピアッシング
クリトリスの包皮を縦に貫通させるもの。略してVCHとも。バーベル型のピアスを入れ、包皮の内側で直接クリトリスに触れさせるようにすることが多い。
(3)ホリゾンタル・クリトリスフード・ピアッシング
クリトリスの包皮を横に貫通させるもの。略してHCHとも。リング型のピアスを入れることが多い。
▼ラビア系
(4)インナー・ラビア・ピアッシング
小陰唇に開けるもの。左右対称にひとつずつ開ける人が多い。歌手のジャネット・ジャクソンは2007年のインタビューで「私を南に下りたところ」にピアスを開けたと語っており、おそらくこのタイプのピアスであると思われる(出典:brown sista, TOI)。
(5)アウター・ラビア・ピアッシング
大陰唇に開けるもの。フランスのドゥマゴ賞受賞官能小説「O嬢の物語」は、このピアスに鎖を繋がれたいわゆるM女が主人公である。
その他にも、クリトリスの裏側を通る「イザベラ・ピアッシング」や、尿道から膣口へと抜ける「プリンセス・アルバティナ・ピアッシング」など、全体的に名前が強そうなことが特徴です。
これらのピアスを開けたい場合は、ピアスを開けてくれる医療機関に依頼することが基本でしょう。また、きちんとした機関に依頼するにしても、リスクがあることには留意すべきです。
★健康上の問題はないの?
英語圏の健康情報サイト「webMD」によれば、女性器へのピアスが以下のようなトラブルを招く危険性もあります。
・(適切な衛生管理が行われなかった場合)HIV、B型肝炎などの感染症
・出血
・アレルギー反応
・裂傷やそれに伴う傷跡
・血行阻害
このような危険性もあってのことか、イギリスやアメリカの一部の州では、女性器へのピアスが法律で禁じられています。特に2015年のイギリスでは、これに関してひと騒動あったんですよ。