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全国最大規模の福岡県、鹿児島県を走る女性活躍推進電車…女性活躍推進法チェック【九州・沖縄ブロック】

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福岡県に続けるか、「大活躍」を謳う佐賀県

佐賀県では「Jump Up Woman SAGA女性の大活躍推進佐賀県会議」と名付けた特設サイトを作っています。佐賀県も福岡県に負けず劣らず、しっかりとしたサイトになっています。余談ですが、「活躍」ではなく「大活躍」としていると、意気込みを感じますね。ここまで、「大活躍」と銘打っているのは、三重県・福岡県・佐賀県の3つの県です。

佐賀県の特設サイトでまず目に付くのが、プロモーション動画です。

女性の活躍推進をテーマに、

・管理職の女性
・働く女性社員
・子育て中の女性

の3つの視点で、女性の活躍推進を描いています。2分ちょっとの動画ですが、きちんと作り込まれていて、楽しく見ることができます。昨年の8月に掲載されてから現時点までの再生数は2,256回。行政が公開している動画はほとんど再生されていない場合が多いので、佐賀県はまずまずの健闘といったところでしょう。

その他の取り組みとしては、セミナーの開催が中心のようです。「リケジョの世界へ」「育休復帰セミナー」「起業家を応援するフォーラム『さがマルシェ×スクール』」など、様々な切り口で行なっています。いろいろなイベントがありますので、女性目線で考えても役立つでしょう。サイトのデザインも、スマートフォンから見やすいように作っており、細かな配慮も伺えます。

<佐賀県まとめ>
総合評価  ◎
女性目線  ○
お役立ち度 ◎
デザイン性 ◎

・コメント
福岡県に負けず劣らず、佐賀県も日本有数の前向きな県です!

まずは企業から変えていく戦略の長崎県

続いては長崎県です。長崎県では「ながさき女性活躍推進会議」という特設サイトを作り、セミナー情報や、女性が働きやすい環境を整備している企業の紹介を行なっています。セミナーの開催数は少ないものの、長崎県では企業からの理解が進んでいるようです。女性が活躍できる職場作りに賛同している企業・団体の数はなんと151社(3月28日時点)。同じ九州・沖縄ブロックでは、福岡県が207社・団体が目標を掲げていましたが、長崎県も同等の数になっています。福岡県は九州・沖縄ブロックの経済の中心地で、企業の数も多いでしょうから、県内に存在する企業の割合を考えると、もしかしたら福岡県よりも長崎県の方が、女性の活躍を目指す宣言を行なっている企業の数は多いかもしれません。しかし、長崎県で女性が活躍できる職場作りに賛同している企業151社の中で「うちの会社ではこんな環境を作ります」と目標を宣言している企業・団体の数は83社。さらによくみると、ほとんどの企業・団体では「女性の活躍に向けて、社内の意識改革に努めます」といった簡単な宣言しかなく、しっかりとした目標を掲載しているのは半数もなさそうです。件数だけ見れば評価に値しますが、中身はまだ付いてきていないようです。

特設サイトのトップ画面には「女性活躍の経営効果」と、経営者向けの情報も掲載しており、こうしたところからも企業への理解を浸透させようという思いが伝わってきます。直接県民の方に向けた取り組みと同時に、企業に向けたこうした取り組みも重要でしょう。

<長崎県まとめ>
総合評価  ◎
女性目線  ○
お役立ち度 ○
デザイン性 ◎

・コメント
長崎県は「まずは企業から変えていく」という戦略も有効かもしれません。

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