続出するまんトラブルを経て、3Dまんこボートプロジェクト、遂に始動!
だいぶまんこの横道を逸れましたが、コラム第4話の続き〜3Dまんこボートプロジェクト~のお話をしたいと思います。
CAMPFIREさんの審査も無事通り、マンを持して、2013年6月18日に性器の(世紀の)プロジェクトが公開されました。
そもそも誰得なこの企画、まして嫌われ者の「まんこ」がテーマ。
プロジェクトページが載る前はいろんな人から呪いの言葉をかけられ、その度にわたしの心は失われた小陰唇のようにビラビラ揺れ動きました。
「あ~、クラウドファンドねぇ。俺の知り合いもやってたけど、なかなかお金集まらなくて、結局コケてたよ」
と不安を煽る人もいましたし、
「やだね! そんなもん、見たくもない」
支援をお願いしたら、あからさまに拒否する知人や、「それ、犯罪にならないの?」と、心配する人も当然いました。
確かに、まんこをみだりに公開したら、猥褻物陳列罪にあたります。でも、わたしはまんこそのものを公開する訳ではありません。
また、(3000円以上支援者へのリターンである)配信用まんこデータは画像ではなく、数値化されたCADデータ。英数字の羅列を見てモヤモヤしちゃう人は、あまりいないと思います。
しかし世の中は、まんこというだけで「いやらしい」と言う思考停止した人が大半です。
それまではCAMPFIREの審査が通るかどうかに気を揉んでいたのに、いざ通ったら、急に自信がなくなってきました。失敗したら、前よりもいっそう世間にバカにされるだけ……めちゃかっこわるいです。
でも考えたら、自分のかっこわるさなど今に始まったことじゃない。
やらなくてもいいまんこのビラビラを整形手術し、その様をマンガにして文字通り恥部をさらしてきたわたし。
逆に言えば、これ以上かっこわるいことなんてもう無いよ、いっそ、かっこわるいを極めたらかっこわるい界の最強じゃね?
無理やり気持ちの羅針盤を反対側に振り切っている中、プロジェクトの公開が始まりました。
その日は予定を入れずに自宅でPCを見守っていました。
1時間経過ごとに、お金がどんどん増えてゆくのを見て、不安な気持ちは驚き、喜び、コーフンに変わってゆきました。
知らぬ間にプロジェクトのことはネットニュースで取り上げられ、ついに海外のハフィントンポストからも取材のオファーがきました。(その時の記事はこちらです)
嫌われ者のまんこが脚光を浴びてるっぽいことが、我ながら信じられませんでした。
もちろん、「キモい」「ブス」「おぞましい企画だな」など、いつもの非難や罵声もたくさんありました。いや、そっちの方が多かったかもしれません。
それでも、わたしはこのプロジェクトに本当にボッ金してくれた支援者のみなさんがいたことに、ただただ感動しました。
しかも、意外なことに、女性の支援者が多かったこと……。
まんこ持ちのまんこ知らずだった女性が、これをきっかけにまんこに興味をもってくれたのが、とても嬉しかったです。
逆にこれだけご支援が集まったということは、わたしが思っていたよりまん権が向上している証かもしれません。
こうして開始1週間で目標金額の51マン4,800円がマン額に達した時は、ガッツポーズならず、ハイまんこポーズをとったわたしでした。(現在は倍近くの94マン円が集まっております)
晴れてわたしはまんこのボートを製作できることになりました!
結局、わたしを心配した人は、まんこを忌まわしいものだとずーっと呪いをかけてきたおじさんおばさんたちのように、わたしに呪いをかけているだけだったのです。
でも、わたしはその忌まわしい呪いから、一歩踏み出しました。いよいよボートの製作開始です!
このプロジェクトの締切は2013年9月6日までです。まだまだご支援可能です。3Dスキャン体験日も9月7日(土)都内スタジオにて決まりました。性器の(世紀の)イベントお立会いも、まだ間に合います。
無事マンボートが完成しましたら、進水式は河原のあるキャンプ場でBBQをしながらたのしく催します!(10月半ば予定)
ボッ金お待ちしております!!
■ろくでなし子 /漫画家。日本性器のアート協会会員。自らの女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。著書に『デコまん』(ぶんか社刊)。『女子校あるある』(彩図社刊)
ろくでなし子ホームページ http://6d745.com/
日本性器のアート協会ホームページhttp://www.jsoa.jp/
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