SMに特化したホテル・ALPHA INをご存知でしょうか？ ロシア大使館や会員制社交クラブ・アメリカンクラブ、東京タワーからも近い閑静な住宅街にそのホテルは存在します。とても静かで厳かな場所に突如現れる、まるで要塞のような趣。そこでは昼夜問わず世界中から集まった愛好家たちが素敵な時間を過ごしています。
この建物は、もともと海軍中将のお屋敷だったそう。その後、旅館として営業し、まだラブホテルが歓楽街にも溢れていなった昭和54年に、現在の仕様に再改装したそうです。今回は二代目のオーナーI様より特別に館内を案内していただきました！
まずALPHA INには26種類のお部屋があります。一般的なラブホテルでは、入り口で室内の写真付きパネルを見てお部屋を選びますが、ALPHA INは、まるで「SMプレイのメニューを選びなさい」とでも言われているように“お部屋の名前のみ”がパネルに羅列されていました。
でも「やっぱり、お部屋を見てから決めたい」と思う方には、各部屋の写真がスクラップされた昔ながらのメニューブックを借りることも可能です。
ディ◯ニーランドと同じ職人が手がけた羞恥部屋
まずは、ある女王様が「一番好きなお部屋♡」と言っていた、603号室「巌窟王（がんくつおう）」。
ドアを開けると、部屋中に岩、岩、岩……！ お部屋というよりも岩の洞窟のような雰囲気です。何でも、「有名なネズミさんがいる遊園地」のアトラクションを作った職人を招いて作られた岩肌だそう。
入り口右手には、早速手枷・足枷のついたベッドを発見。全室のベッドに装備してあるのだとか！
これだけでも十分にソフトSMなら楽しめそうですが、さすがALPHA IN。すぐ横に、ベッドよりも目を引くテーブルが置いてありました。
もちろんただのテーブルではなく、棺桶状の檻になっており、手枷・足枷・首輪も装備されています。さらに、テーブルから首を出すことも！ 檻の中で手足を拘束、首輪を付けて首を出す……妄想が広がりますね♪
