連載

膣圧で飛び出してしまうゆで卵…性器スキャンは完遂できるのか!?

【この記事のキーワード】

 【9月7日に行われた、世紀ならぬ、性器のまんこ3Dスキャン体験ご見学会ルポ続編です!】

思いのほか苦戦するまんこのスキャニング

 まんこのアナをボートの入口部分にして人が入れるように設計するため、3Dスキャン時にまんこを精一杯ひろげないといけなくなったろくでなし子さん。急きょコンビニで買ってきたゆで卵をまんこにハメこんだりしていましたが、なかなかうまくいかないようです。

mkbp0918_01

――大丈夫ですか?

ろくでなし子(以下ろ)やっぱり駄目です、膣圧で飛び出してしまいます、わたし、バナナがスパスパ切れるくらい名器すぎるのかも……しくしく。

mkbp0918_02

――膣の締まりが良くて泣いてるひと、初めて見ました(汗)

 やっぱり、モノを入れるのは諦めて、お尻の下から皮膚をひっぱりあげるようにしてアナを広げてみます!

――よくわからないけど、とにかくがんビラってください!

 ビラッ!

mkbp0918_03

 え~、たかだかまんこをスキャンするだけで、まるで亀の出産のように大変そうですが、ピーッという音とともに、やっと3Dスキャンが開始されました!

 いま、着々とまんこの歴史が動いております……。
 約30秒経過しました。
 えっ、もうスキャンが終わったようです。はやっ!
 そして、パソコン上には3Dデータ化されたまんこの画像がUPされました!

 ビラーン!(ジャーン!)

mkbp0918_04

 ……あれ?思ったより、地味?

 しかも全然エロくないですねぇ。
 まんこって言われないと何だかわからないですし……。

 でしょ、世間ではたかがこれだけのモノを「卑猥だ!」と怒るんですから、おかしな話ですよね。

mkbp0918_05

――脱ぎ散らかしたパンツの前で、ドヤ顔で言われても困りますが。でも、これを眺めていますと、まんこをわざわざ伏せ字にしたりモザイクをかける意味が本当にわからなくなりそうです……。

 おや、時間があるそうなので、顔の3Dスキャンをするそうです。

 本来ならこっちのがメインだよ、って技術者の人がボヤいてますが、わたくしもそう思います。

mkbp0918_06

mkbp0918_07

 う~ん……。何ぶん、まんこの後なので、顔の3Dスキャン画像のインパクトがいまいちですね。

 さて、これでひと通りスキャン体験が終わりましたが、ろくでなし子さんがわたしたち観客のために軽食をもてなしてくれるそうです。

 まんこデータなど見た直後であまり食欲わきませんが、せっかくなので、いただきます。

 あ、「さっきのゆで卵もどうですか?」って言われても、いりませんからね!

mkbp0918_08

  ……改めて会場を見まわしますと、思ったよりも見学者の方が少ないように感じますが、3Dスキャン体験見学権は5マン円以上ご出資のパトロン様対象とのことですので、逆にろくでなし子さんのまんこのために5マン円以上も(中には13マン円も)払った方がいるという事実がスゴイなぁと感心してしまいました。

 しかもそのパトロンのある方に伺いましたところ、このプロジェクトを知ったきっかけは本messyサイトだそうですよ、ご覧いただきありがとうございます!

mkbp0918_09

――最後にろくでなし子さんに本日のご感想をお願いしたいと思います。スキャンを終えてみて、いかがでしたか?

 はい、途中、ゆで卵挿入ハプニングなどもありましたが、ご見学の皆様の温かい眼差しもあって、リラックスした気分で性器の瞬間を体験できました。スキャン技師のS氏が、まんこだからとふざけずに真剣にスキャンしてくださったこと、まんこに高額ボッ金を支援くださった女性パトロンのK様にやっとお会いできたことも、本当に嬉しかったです!

――これでデータもできたので、次はいよいよマンボート製作ですね。どのくらいでできあがる予定ですか?

 順調に行けば、10月半ばには完成予定です!

(マンボート模形を手にマン面の笑顔のろくでなし子さん)

mkbp0918_10

――がんビラってください(笑)

■ろくでなし子 /漫画家。日本性器のアート協会会員。自らの女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。著書に『デコまん』(ぶんか社刊)。『女子校あるある』(彩図社刊) 
ろくでなし子ホームページ http://6d745.com/
日本性器のアート協会ホームページhttp://www.jsoa.jp/

backno.

ろくでなし子

漫画家。日本性器のアート協会会員。自らの女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。著書に『デコまん』(ぶんか社刊)。『女子校あるある』(彩図社刊)

ろくでなし子ホームページ