
5→3へ。Amazonより
韓流アイドルとして一世を風靡し、CD を出せばオリコンチャート上位が当たり前だったキム・ヒョンジュン。SS501という5人組のリーダーにして、SMAPで言えばキムタク的立ち位置の彼も、軍人の身でありながら、スキャンダルで真っ黒け。立ち直るのも困難な状況にあります。
SS501 はかつて東方神起の好敵手と目されていました。が、実態はほど遠く、日本武道館すらフルハウスにすることあたわず。2010年、5人は活動を休止し、以来、ソロ活動に励んでいたわけです……が、真っ当に成功していたのはヒョンジュン(リーダー)のみ。自分の持ち曲をメインにソロ公演を構成できるのは彼だけで、それ以外の4人が現場を盛り上げるにはSS501時代の曲が欠かせませんでした。
そして今年、チーム中3人からなるSS301が活動を再開し、4月末に来日ライブを開催。会場は韓流ファンで埋め尽くされましたが、いちばん盛り上がったのはやっぱり5人時代の歌でした。
3人と1人、それぞれの事情
SS301のスタートは2008年に遡りますが、結成のきっかけは3人が暇そうにしてたから。ほかの2人はソロ活動に忙しく、残る3人をブラブラさせておくわけにもいかない、ってことでした。暫くして3人の活動は休止し、今年、7年ぶりに復活したわけですが、なんてことはない、ソロ活動をやってもパッとしないから、それなら3人でやったほうがいいんじゃない、ってわけ。さらに、メンバーの1人、リーダーじゃないほうのヒョンジュン(末っ子)が近々の入隊を予定しており、なんてことはない、「ヒョンジュン(末っ子)が入隊する前に3人で荒稼ぎしようぜ」ってわけです。
スキャンダルまみれのヒョンジュン(リーダー)と、「ソロじゃ上手くいかないから」と、傷をなめ合うように再始動したSS301の3人。残るもう1人のジョンミンは、現在、軍隊のお仕事に代わる社会服務要員として地下鉄に勤務しています。自宅通勤の団体職員ってことになりますが、人生の約半分をアイドルとしてやってきた人にできる実務はそうありません。
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