連載

「本当の育児放棄をみたことがありますか?その上で保育園児の親を丸投げといいますか?」春の嵐のように乱立した待機児童問題トピ群

【この記事のキーワード】

「保育園に預けている働くお母さんへ」

 30代育休中トピ主からの「保育園に預ける事への、応援+頑張ろうトピ」。トピ主自身が幼少期、保育園に入っており、そこでの良い思い出や、働く母を誇りに思っていた事などが綴られている。待機児童問題で、母親に対して“子どもがまだこんなに小さいのに預けるなんて”という意見もチラホラみられるが、そうした意見に晒されている母親たちを勇気づける内容となっている。コメントでは「これは大人の考え方を正当化しているだけですよ」と反論するものもあれば「私の母は専業主婦でした。そのため、父は一部上場企業の社員でしたが、生活は厳しかったです。私自身、もっと勉強したかった。大学院に行きたかったです。でも、家がそれほど裕福ではなくて、あきらめました。共働きの裕福な友人家庭がうらやましかったです」と共働きの家庭を羨ましく思っていたというものもあった。各々の経験が語られて非常に興味深いトピ。

「保育園 基本は3歳からにすれば?」

 待機児童問題の要因のひとつに保育士不足がある。ゆえにそれを解消するために『保育園も幼稚園と同様に基本は3歳児から受け入れることにしたらどうでしょう?』という提案トピ。『どうしても0~2歳の時に働かなければならない人もいますので、ひとり親世帯や病気・介護のある方、貧困層など特別な事情がある方や、医師・看護師・介護士・保育士等社会的貢献度の高い職種の方のみ0~2歳児でも預けられるようにすればいいと思います』って(笑)。思わず笑ったよ。職業による差別や格差を生んでしまうのでは……。笑うしかないが、この手のトピ主はドヤ顔(顔は見えないけど)でかなり具体的に提案して来るので困ったものである。ただ『言われるがまま都心に保育園を作っていたら、地方の方も都心に出てくるようになりいつまでたってもイタチごっこになってしまい、地方も衰退してしまいます』という意見にだけはおおむね同意する。

「預けることへの批判は大概的外れ」

 待機児童問題と同列に語られがちな、子どもを保育園に預けることについての賛否について。小町でもどちらかというと、後者についての意見が目立つ傾向にあるようだ。トピ主は『批判を聞いて、「ずいぶん的外れだな」「ずいぶん偏見に満ちているな」と思いません?』として、

○保育園に預ける家庭は貧しい
○子育てを(保育園に)丸投げしてる
○共働きだと子供が不良になる?

 というような、小町のみならず世間に蔓延する偏見を否定しているトピである。長いこと小町ウォッチをしてきたが、基本的にこの話題のトピは荒れる。実際このトピでも、トピ文をそもそもきちんと理解していない(全く反対の意味に受け取っていたりする)人もチラホラ。結局各々言いっぱなしでまとまらないままトピが閉まる。困ったものである。

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ブログウォッチャー京子

インスタウォッチが日課の子持ちライター。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています

@watcherkyoko