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JYJ法と、ユンホの「特級戦士」報道。日本での反応がちょっとおかしい?

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 そもそも、陸軍が「東方神起のユンホ」と報じている時点で、「それって、どうなの?」レベル。彼はあくまで、チョン・ユンホという個人で入隊しているわけですから、「東方神起の」なんて冠は不要のはず。つまり、「トップアイドルのユンホ君もがんばっているから、下々の諸君も見習うように」ってことなんです。

 “武力を放棄”した国で育った一市民的には、“特級戦士”と言われても、ピンと来ません。肉体的には、2分間に82回以上の腹筋と72回以上の腕立て、射撃では90%以上の命中率、という条件があるそうで、歴史や安全保障に関する筆記試験も欠かせません。そう聞くと、お国のために滅私奉公し、身体能力が優れ、かつ殺傷能力の高い人ってイメージですね。

ユンホを称賛すべきなのか?

 韓国的には凄い人と認定されたユンホに対し、日本のファンも“戦うユンホ万歳(マンセー)”ムードです。入隊に際し彼が残した「より頼もしく、深みのある素敵なモンスターになって戻ってきます」というメッセージを引き合いに出し、特級戦士に選ばれた彼を“リアル・モンスター”と称賛する人もいます。

 でも、特級戦士の基準は、どんだけ自分を犠牲にし、どんだけ闘いの現場で相手を殺せるか、ってこと。手放しで拍手喝さいするなんて、その人の神経を疑いたくなります。万が一、日本が有事になれば、“戦うユンホ万歳”と叫んでいるファンの方は、自分の息子や彼氏も「ユンホを見習って、お国のためにがんばってきて」と見送るのでしょうね。

 除隊後、ほとんどの芸能人がかつての勢いを失っています。本来、ユンホもそれを免れることはできませんでした。軍隊絡みでズルっ子芸能人が目立ったこともあり、闘う彼はいま、「大韓民国の息子」とまで褒めたたえられています。“陸軍の顔”となったことで、彼は芸能界での除隊後の地位を保証されたも同然なのです。

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