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恐怖の“椅子取りゲーム方式”…地方の婚活パーティに参加して見えた「地元縁組の最良パターン」

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先日、帰省をかねて地元(=三重県)の婚活パーティに行ってきました。なぜなら、大学を卒業してからずっと地元で働いている地元の友達が、これといった出会いもなく「このままではいけない!」と、県内で開催される婚活パーティに申し込んだそうです。ドキドキしながら着ていく服を選んだりして当日を待っていたのですが、直前で「開催人数に達しなかったため中止」という連絡が……そんな切ないことってありますかね? 相手がいないから婚活パーティに申し込んだのに、その婚活相手すら枯渇してるなんて! 婚活難民!

その話を聞いて別の友人は「地元がダメなら都会へ出よう」と大阪の婚活パーティに繰り出したそうです。しかし三重から来ていると知られたら馬鹿にされる、もしくは「必死すぎ」と引かれると思い、「奈良から来た」と嘘をついたのですが、結局馬鹿にされたらしいです。嘘ついてもなお馬鹿にされるなんて……。

というわけで、そんな凄惨すぎる地方婚活事情を聞いて「どんなもんじゃ~い」と行ってきました!

参加した婚活パーティは関西・東海地方の婚活パーティ会社が主催するもので、会場は実家から徒歩15分! どうやら商工会議所とかカルチャースクールが入っている、駅前の複合施設の一室で行われる模様。

直前まで祖父母と両親と外食していたので「ちょっと今から婚活パーティあるから先帰るわ」と告げると、「えっ、まさかそのために帰ってきたん!?」と全員ドン引き。「東京で見つからんもんがこっちで見つかるとでも?」というエグるような言葉を放たれつつも、母からは「会社の後輩の知り合いだか同級生だかが、私が参加する婚活パーティで結婚相手を見つけた」という有益な情報もゲットしました。

最終的に「替えのストッキング持っていきなさい! 口紅塗り直した? ハンカチ持った?」と、さながら遠足の朝のようなバタバタで送り出され、いざ会場へ。

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みほたん

自分の恋にはとびっきり不器用な自称恋愛マスター。 これまで恋愛についてあれこれネット上に書き散らかし気付けばアラサーになっていた。趣味はネットサーフィン、特技はネットストーキング。 難ありアイドル『オタフクガールズ』の貧乏担当としても活動中なので、そろそろ玉の輿永久就職をきめるべく日々出会いを探している。

twitter:@fukumoco

上京しました~お貧乏で大都会~