「流れとしてはベッキー&川谷絵音と似たように思えますが、最大の違いはTERUは亜美に結婚を隠していなかったこと、亜美がアーティストだったということです。川谷が批判をされながらもバンドの売り上げは上がっているように、『略奪愛なんて芸の肥やし程度』と受け止める音楽ファンも多いですから。批判の中でも生き残れるのが“芸”がしっかりある“芸”能人。消えかけてしまったベッキーは所詮、芸“NO”人だったってことでしょうね」(同)
ミュージシャンでは、Mr.Childrenの桜井和寿も94年に一般の女性と結婚していたが、97年頃から元ギリギリガールズの吉野美佳と不倫関係との噂が浮上、00年5月に前妻と離婚、翌月に吉野と再婚を果たした。これにも当初は多くの批判が集まったが、現在は3人の子供を授かり夫婦円満、Mr.Childrenも「好感度の高いアーティスト」アンケートが行われれば、必ずと言っても良いほど上位にランクインするなど、世間から愛されている。また、布袋寅泰と今井美樹も不倫の末に結婚したと囁かれているが、今も何事もなくテレビやイベント、イメージを重要視するというCMにまで出演している。
「コピーライター糸井重里と、ソフトバンクのCMのお母さん役などで知られる樋口可南子も略奪愛を実らせた夫婦です。こちらは糸井に妻子がいたにも関わらず、堂々と不倫関係を10年ほど続け93年に結婚。しかし、前述のように樋口は大人気CMに出演するなどイメージはかなり良く、略奪愛の典型的な成功例とも言えるかもしれません。さらに女優の田中裕子とジュリーこと沢田研二、また最近のカップルでは窪塚洋介とPINKYも好例ですね」(同)
ベッキーと川谷も先人を見習って愛を貫き通せば、数年後には世間に認められる夫婦になれたのかもしれない。
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