そして翌日。待ち合わせ場所手前の木に隠れている岩井。その姿を見つけ「おはよーございまーす!」と元気いっぱいに若本登場! 本当に36歳(笑)? そして合流するや否や「手繋ぎます?」なんて“ん?”という顔をして手を出しています。「だってデートでしょ?」ですって。結果繋ぐことはなかったものの、またしても岩井はドキドキ。
その後も若本は、椅子に座れば「お腹空いてます?」と持参したおしぼり、コーヒー、パン、生ハム、サラミ、チーズを岩井に渡したり、さりげなく「あーん」と岩井にサラミを食べさせたり、バドミントンまで持参して一緒に楽しむという、完璧すぎる休日ほっこりデートを展開。公園を後にする時には、岩井から手を意識し始め(!!)、それに気付いた若本がサッと手を繋いじゃいます。2人は「楽しかった」と言い合い、また遊ぶ約束をして解散。健全なデートによだれが止まりません。
そして1カ月後。自宅で寝込んでいる岩井のもとへ、若本が強引に「看病する」と訪ねてきます。「いろいろ買ってきたんです。この新作ヨーグルト美味しいんですよ、僕のも買っちゃった」と言ったり、岩井が寝ている間にゲームに集中し「ああっ!」と声を漏らす若本を見て、笑いながら「子供がいたらこんな感じなのかな」と漏らします。すると、ちょっとむっとした若本は、そのまま立ち上がりキス! 「嫌だな。彼氏……僕は彼氏になりたいんですよ。でも、今日はこのくらいにしときますね」と言い残して帰っていきます。強引かつマイペースな後輩に翻弄される岩井は、ドキドキしつつも若本を避けるようになるのです。