M女系愛され女子を目指した結果、見事にその逆の女王様に興味と憧れを抱くことになった私ですが、“初心忘れるべからず”。ということで、改めてM女系愛され女子の生態についてベテランのS男のAさんにお話をお伺いしてきました。Aさんは還暦を過ぎた会社経営者です。しかし、外見、内面ともにまったく年齢を感じさせない現役S男の彼は、夜景の綺麗なBARの特等席を用意してくれており、シャンパーニュで乾杯しながらSMについて語っていただく――という、ちょっとバブリーなインタビューとなりました(笑)。
――Aさんはいつ頃からSの自覚を持ったのですか?
A「小学生に上がる前くらいかな? 物心ついた頃にはご近所の女の子と2人きりになるとエッチなことをしてたんだよね。すごい楽しかったけど、大きくなるにつれてイケない遊びだと悟って自粛して。でも大人になってセックスし始めたら再び開花した感じかな」
――幼少期の頃からイタズラしていたんですね。最初から2人きりなんて、すでに確信犯(笑)。Sにもいろんなタイプがあると思うんですがAさんはどんなSですか?
A「基本的には相手に合わせるけど、鞭で皮膚が裂けるまで叩くとか血が出るような痛いプレイはあまり好きじゃないよ。羞恥系とかメンタルから責めるほうが楽しいね」
――Aさんはどんな時にM女を可愛い/可愛くないと感じますか?
A「基本的に女の子が好きだからね。どんな子でも可愛いと思うけど。リアクションが大きい子だと、こちらもそれに合わせられるから無意識に責めに集中できるかな」
――わかります。私もリアクションが良いM男好きです(笑)。「大袈裟だなー」と思いつつも楽しくて責めたくなっちゃうんですよね。
A「そうだよね。声を出す以外にも表情とか身悶えたりとかしてくれれば嬉しいし、何より楽しんでくれることが大事。縛っている時の息遣いとかそういう些細なことでも、こちらも相手に全神経を注いでるから、『楽しんでるか』『感じてるか』ってちゃんと伝わって来るんだよ。まぁ、女の子のイク姿を見るのが僕は一番感じるんだけどね」
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