山下智久(31)と石原さとみ(29)が交際中だという。「女性セブン」(小学館)では、5月上旬のある夜、山下の自宅を訪れる石原をキャッチ。といっても二人きりの逢瀬ではなく、他の友人も交えたホームパーティーだったというが、この二人が真剣交際にあると伝えている。
山下と石原は昨年10~12月に放送されたマンガ原作の月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)でダブル主演。恋人役を演じたが、これが初めてのドラマ共演だったという。ラブシーンを熱演したことで距離が縮まり、ドラマ終了後も親しい共演者たちによる“ご飯会”が頻繁に開催される中、石原から山下を誘いマンツーマンで会う機会が増え、恋愛に発展したという。
同誌では石原の好みのタイプを「誠実な人」とし、彼女の恋愛は「お家でまったりデートを好む方」「モテ男タイプの山Pに行くとは考えづらかった」と、このカップルの意外性を強調。一時期は六本木の某クラブに毎晩のように入り浸っていた“夜遊び好き”の山下と、真面目な石原がなぜ付き合うことになったのか、という論調だ。しかし山下は昨夏から今年にかけてのSMAP元マネージャーをめぐるジャニーズ事務所のゴタゴタにより、夜遊びを卒業し仕事人間に変貌しつつある、とたびたび伝えられている。同誌もその流れにのっているのか、「山Pはこのドラマにかなり賭けていて、男友達との“夜遊び”も控えていました」「(石原は)思ったより全然マジメで優しい彼にすっかりハマッていた気がします」とドラマ関係者の証言を掲載している。
だが、このカップル、そう意外でもない。むしろ美男美女でお似合いだし、「チャラ男の山Pがマジメ女優を落とした」という構図で見るには違和感がある。色気で売りまくっている石原さとみをいつまでも黒髪太眉のおぼこい田舎少女(出身は東京だが)のイメージで縛るのも変だ。というのも、石原が急激に垢抜けて可愛くなったと評判になったのは2012年7~9月期の月9ドラマ『リッチマン プアウーマン』(フジ)だが、実は彼女はその約一年半前に、一カ月のニューヨーク語学留学を経験している。
ニューヨークではマネージャーが同行せず一人きりですべて計画を立て行動していたそうだが、毎晩のように彼女が出没していたエリアでよく回していたという日本人DJいわく「ものすごくフランクに振る舞っているからまさか女優だとは思わなかった。日本のテレビで彼女を見てびっくり。明るくてノリが良く、パーティーも大好きなコという印象。もちろんすぐ人気者になってました」だそうで、山下と“気が合う”のも何ら不自然なところがないのだ。ともあれ、今や<エロカワイイアラサー>の代名詞となった石原の恋愛、しかも相手が恋多きジャニタレの山下となれば注目のカップルであることは間違いない。