直射日光でお肌のシミソバカスシワタルミが激増する季節・夏の到来も間近キュウ~お前ら元気にヤッてるかキュウ?
最近ヤバイ出来事があたしの身に起こったから、報告してやるキュウ。
ある朝のこと……。
仕事に行こうとマンションのエレベーターに乗ると生ゴミのような悪臭。
ん? 住人がゴミ捨てのとき、汁でもこぼしたのかキュウ?
下まで降りて、雨が降っていることに気付いたので、2台あるエレベーターの別のほうに乗って傘を取りに戻ったキュウ。んん? こっちのエレベーターも同じ悪臭! そんなことある?
あ~んもう、ゴミ袋に生ゴミぶちこむときは、新聞紙にくるんでビニール袋に入れてからにしろってママンに教わらなかったキュウ!? まじ臭ぇキュウーーーー!
ってヤバ、遅刻遅刻ゥ~。
とりあえず駅までダッシュで電車に乗り込んだキュウ。
……? 満員電車でも、かすかに臭う……。
え、
あたしか!?
……そういえば。
昨日ジムに行って着替えたときも何かが腐ったような臭いがして、家に帰ってきても臭いから、「もしやあたしの汗が染み込んだトレーニングウェアが腐臭を!?」と思って入念に洗濯したキュウ。
あ、そんで昨日はいつもより早い時間にお風呂入って下着も替えて寝たキュウ。
えー、長い時間このパンツを履いてるから汗の臭いがしみて臭ってるとかキュウ!?
…………そういえば。
その前の日も、洗面台でメイクしてるとき同じような臭いがして、そろそろパイプマンやらなきゃと思ったんだったキュウ……。
臭いの記憶が、ポツポツと蘇り、繋がっていく……
え、やっぱり臭うのあたしキュウ!?!?!?
まんこ臭すぎ問題キュウ
あたし最近、トリプルワークに励んでいるキュウ。
資本主義の奴隷、過重労働のフリーター、それがあたし。
もしかして過労で体臭がキツくなっているキュウ?
ってか「キツい」ってレベルじゃないキュウ、ガチの生ゴミ臭がするキュウ!
不安な気持ちを抱えたまま~♪街はdingdong遠ざかって電車は職場Aの最寄り駅へ。
職場Aは4.5畳くらいの小部屋で、女子3人のデスクワークだキュウ。
仲良しのミツコさんに、意を決して聞いてみたキュウ。
しQ「ねえ……あたし、臭うキュウ?」
ミツコさん「くんくん……うん、しQちゃんが動くと、ふわっと生ゴミみたいなウンコみたいな臭いがするね」
人に分かるほどの臭いってやばくね?
あたし、やっぱり臭いキュウ!?
別の同僚にファブリーズを借りて全身に噴霧したけど、全然消臭された気がしないキュウ。
もう耐え切れなくなったあたしは、トイレに行って服を全部脱いだキュウ。
まずはワキの臭いチェック。くんくん、臭くない。パンツも臭くない。
でも……お股のとこ……臭い?
お股を指で触ってみると……えっ、お汁が出てる?
……くっっっっさ!!!
え、くっっっっさ!!!!!!
どうしよう、このあと移動して別の現場Bで仕事、しかも幼稚園生たちの面倒を見る的な仕事!
ちょうどお股のあたりが子供たちの頭の高さ!
子供に「このおねーさんくさーい!!」とか叫ばれたら死ぬ、立ち直れない!
しかもその日はテロテロのワイドパンツ一枚という軽装!
やっちまったキュウ~~~~~~~
途中でパンツ買って重ねばきするか?
いや、そんなもんでは間に合わない臭いが、お股から溢れてくるキュウ……。
あまりに恐ろしくて、iPhoneでマン汁の臭いについて検索かけたキュウ。
細菌性膣炎!? 性病!? 子宮ガン!? やばいんじゃね? 怖え!
出てくる検索結果が全部本当に怖いキュウ~~~~(涙涙涙)
結局、早退して着替えようと決意!
どう誤魔化していいのか分からなすぎて、恥をしのんで正直に事情を話したキュウ。
しQ「あの、すみません……あたし性病(一番症状に当てはまる)かも知れなくて、下の方の臭いが今日尋常じゃなくて……」
ミツコさん「早退して病院行きな?(にっこり)」
ミツコさん仏か~~~~(涙涙涙)
でも仏の微笑みでもまったくあたしの不安と怯えを癒すことは出来ず、深海の闇のように真っ暗な気持ちでさっき乗ってきた通勤電車に再び乗り込み家路を目指す途中もiPhoneでオイニーの正体を検索しまくったキュウ。
ふむふむ、膣洗浄剤というものがこの世には存在するキュウ?
いわゆる「携帯ビデ」「使い捨てビデ」。
生理の終わりかけ、少量の経血が続く時期に、膣内にプシューッとこの液体を注入することで、残りカスを一気に膣外に出してスッキリ! という目的で使うモノらしいキュウ。
今まで使ったことなかったキュウけど、今って生理が終わって数日だし、もしかしてコレを使えば臭いの元を断てるのでは!? そうだ、きっと経血の臭いが寝不足続きなどの体調不良でいつもより悪化してるのかも!
そう考えたあたしは、電車を降りて近所のドラッグストアで膣洗浄剤を購入して帰宅したキュウ。
自宅のトイレで初トライ★
イチジク浣腸みたいな要領で膣内に注入した液体が、奥のほうに届いてそのまますぐ、膣穴から出てくる……
って、
え!?
くっさ!!!!!!!!!!
これあたしの体内の臭いキュウ!?
鼻が曲がるようなドブ臭の液体が、あたしのおまんこの中からドバドバ出てきたのキュウ!
これ絶対異常じゃね!?!?!?
そうは言っても時刻はもう昼過ぎ、今から午後の現場Bを休んで婦人科初診に行くのは正直ハードルが高いと判断したあたしは、パンツ2枚を重ね履きしたうえで生理用ナプキン装着、ガードル、タイツの上に裏地のついた生地の厚いロングスカートを履いて臭いをシャットアウト! これ逆にムレて後で臭いがヤバくなるんじゃねって思ったけど、子供たちに腐臭をかがせるわけにもいかないキュウ。
現場Bへダッシュ!
……無事、仕事を終え帰宅したキュウ。
帰ってからもう一度膣洗浄をして(洗浄は1日一回との指示書き)も、まだ臭かったキュウけど、職場Aのトイレで汁をにおったときよりは落ちついた感じだったので、翌日まで様子を見ることにして一晩休んだキュウ。
睡眠をしっかりとれば、体調回復して臭いも消えるんじゃ、という淡い期待を胸におやすみ。。。キュウ。。。
ステディが気付いた「出っ張り」
翌朝。
気のせいか、臭いが若干落ちついた気が……?
<おまんこの臭いSOSサイト>を閲覧して、今度は浣腸型ではなく、乳酸菌を洗い流さないという(サイトで婦人科の先生がオススメしていた)ジェル状の膣洗浄剤をドラッグストアで購入して再トライしてみたキュウ。値段も3倍くらいして財布に大打撃だったキュウけど、悪臭はさらに落ちついてきたかも? これ直るかも?
油断したあたしは、結局病院へは行かず……。
その次の日。
おっと、コレ極秘にしてたけど、実はあたし最近、ステディな関係の絶倫歳下ボーイとイチャコラしているキュウ。
この日の夜はステディと逢い引き★ しかもトリプルワークなのに試行錯誤で連休とってステディと旅行の予定なのキュウ~。その前夜デートってわ・け。
ただここ数日のオイニー事情と不安な気持ち、ビデの経過などを話し「もしかしたらあたし臭うかも」と伝えたキュウけど、「しQちゃんが放つオイニーはどんなものだって全然臭くないよ」とハニカむステディの了承を得て合体。
座位のときバフバフやるとプンプン(臭いが)きたけど、ステディは「鼻炎だから分からない」と言っていたキュウ。
でもね?
行為が終わってコンドームを見ると……外側なんか茶色い!?
ティッシュで愛液を拭いてみると、ゴムが汚れたレンガのようなくすんだ茶色で染まってるじゃねーーーーーか! 超恐怖!!! 絶対病気! 明日朝から旅行だからいま病院に行かねばってか旅行どころじゃなくねわあああぁあ!!!
時刻は19:30、新宿に20:00まで受け付けているレディースクリニックがあるキュウ!
Google先生の検索機能に心から感謝!
ボサボサのままステディと手を取り合い半泣きでダッシュ!
病院へ向かう電車の中で、そういえば5日前くらい(生理終わりかけのとき)に、欲情を抑えられずその絶倫ステディと合体したときのことが記憶に蘇ってきたキュウ。
~~~~5日前~~~~~
その日は大喧嘩したあとの逢瀬で、仲直りして2人して大変激しく燃え上がってしまい、あたしもおまんこが擦れて赤くなって、3試合めに突入するころにはちょっと痛い感じがあったキュウ。
ステディも、3試合めは何だかいつもより腰の動きが少ない。何度も体位を変えてだらだら時間が長くなっていたキュウ。
いつもあたしが嫌がるからあまり指を入れたりはしなかったけど、その日はいったんちんこを抜いて指を入れてきたステディ。ステディの様子がおかしい。
触りながら「あれ?」とつぶやき、「いつもココにこんな出っ張りあったっけ?」と言い出したキュウ。
何何何!? ちょー怖いキュウ! あたしが怖がると、「こんなに指で触ったことないから変な感じがしたのかな?」ということに落ち着き、ついでに最後は初めての一緒にオナニーでゴールというプレイを開拓してみたり★
そんな3試合めが終わってステディのちんこを見ると先っちょが擦れた感じで赤くなっていて、ちんこが痛くて最後あんまり動けなかったことが判明、今日あたしたちちょっと激しく盛り上がっちゃったね、ちんこもまんこも真っ赤っかなんてやりすぎーうふふーあはははー…………
~~~~~NOW~~~~~
……「なんか出っ張りがある」って言ってた。
子宮に腫瘍でもできてたのかキュウ!?(泣泣泣)
お~~~~ん怖いキュウウウウウウウ~~~~~~~~~
お股の向こう側
ダッシュの甲斐あり、ギリギリで婦人科の最終受付に間に合ったキュウ。
一緒に取り乱したステディもうっかりついてきて看護婦さんにたしなめられたキュウ、ごめんなさいキュウ……。
名前を呼ばれ診察室へ入ると、岩下尚史みたいなおじちゃん先生が座ってたキュウ。
しQ「おりものがすごくニオうんですキュウ……」
岩下「うん、ニオイね」
診察はたったのそれだけで待合室へ戻る!!!!!!
おい岩下、そんだけでええのんか!?!?!?
……不安な気持ちが増幅し続ける中、しばらく待っていたら今度は検査室へ呼ばれたキュウ。
下半身だけ裸になって、お股を開く台に乗り開脚。
お腹の上のカーテンの向こうで、岩下尚史似ドクターが穴に何かひんやりした感触の器具を挿入したのがわかったキュウ。
岩下「あ!」
何だよこえーキュウ!!(泣泣泣)
カーテンの向こうでコソコソ話と看護婦さんがバタバタ動く音……泣きそう。
死ぬの? あたし、死ぬの?
右の頬を涙がツーッとつたったキュウ。
すると岩下似ドクターが、こう聞いてきたキュウ。
岩下「あなた生理のときタンポン使いますね?」
しQ「?……はい」
岩下「前の生理のときのタンポンが中に残っちゃってますね」
…………えーーーーーっ!!!!!
オイニー騒動が始まったとき、確かにうっすら「まさかタンポン?」とは思ったりもした、したキュウけど、「はは、絶対抜いたしw」という自信がその選択肢を削除していたキュウ。
岩下「人間って忘れやすいものですよ、鍵かけたのにかけたか分からなくなって戻ったりね」
……キュウの音も出ねえ。
岩下「タンポン見ますか?」
しQ「……じゃあ、グロくなければ……」
おもむろにカーテンがめくられ、下半身まっぱ状態で台から降りたあたしに、ビニールに入ったタンポンが差し出されたキュウ。
ばあちゃんのなかなか治らない痣みたいな、洗い流されても染み込みすぎて消えませーんという感じの、発色の悪い薄紫色の、クタっ……としたタンポン。
ってかなんのためのカーテンだよ、顔も下半身も素で丸出しじゃねぇか。
とはいえ、これにて一件落着。
すべてはあたしの
タンポン抜き忘れ
が原因でしたキュウ。
膣内に雑菌が増えているとのことで、処方箋が出されたキュウ。
外で待っていたステディと薬局へ行き、「タンポンだったキュウ~めんご★」と報告しながら、はっ!と気付いたキュウ。ステディのちんこが赤くなってしまったのは、あたしの中のタンポンで擦れてしまったからだキュウ!
指入れてなんか出っ張ってるって言ってたし! ってことはあのときからタンポン入ってたんだキュウ。えーとつまり、少なくとも6日くらいは膣内に入っていた。すでに入っていたタンポンを抜き忘れて2本目を入れてしまい、最初に入ってたタンポンは紐ごと奥へ……。
ちなみにステディのちんこはその後、かさぶたみたいになってぺろっと剥けて治ったそうだキュウ。
薬局で、薬剤師のお姉さん(明らかに若い)がお薬の説明をしてくれたキュウけど、「あの、完治するまでは、あの……(ちらっとステディを見て小声早口で)彼氏さんとはお控えに……(目をそらして赤面)」と指導があったキュウ。なんかごめん……。あたしの下半身でいろんな人に迷惑かけてごめん。
次の出勤時、ミツコさんとファブリーズを貸してくれた同僚に報告すると「あの時は言えなかったけど、ケモノの死体みたいな臭いがしたよ」とハッキリ言われたキュウ。
お前らもマン臭事変には気をつけろキュウ~。
……って、軽い感じでシメかけたけど、一歩間違えればコレまじで、あたし死んでたキュウ!!!!
最後に自分への戒めも込めて警告。
タンポンは便利だけど、長時間の使用や不衛生な状態で使うことにはリスクがあるキュウ。
あたしが使って膣の奥深くに忘れてしまったタンポンも含め、市販のほとんどのタンポンは化学繊維でつくられていて、膣内に長時間入れておくと黄色ブドウ球菌が繁殖し、タンポンショック(TTS:トキシックショック症候群)という恐ろしい病気を引き起こす懸念があるキュウ。
極めて稀な病気ではあるものの、もしあたしがあのまま悪臭を放置していたらTTSが発症して短時間で非常に重篤な状態に陥っていたかもしれない……ナメたらあかんのじゃ、悪臭!
今回、あたしがかかった婦人科ではこのことを細かく説明しなかったし、あたしの悪臭が黄色ブドウ球菌の繁殖によるものだったのかどうかも聞けずじまいだったけど、死んでたら笑い話では済まないのキュウ。
タンポンの置き忘れは絶対にダメだし、長時間のいれっぱなしもダメ、絶対。
そして「絶対抜いたしw」なーんて自分を過信しちゃダメなんだキュウ~~~(怒怒怒)
あたしも、次回の生理からは肝に命じておくキュウ……。