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帰熊。祖母の告別式と熊本地震のその後…郷土料理「太平燕」

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aretabeyo0127

こんにちは。自意識和代でございます。
新緑の季節も過ぎ、もう6月に入りましたね。今年の梅雨はどうなることやら。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
寒い季節はとっくに終わったというのに、私は今も腰を痛めています
改善のために今度は水泳を始めたのですが、余計に痛くなってしまい、整形外科や整骨院に行ったりしています。
整形外科の先生は「水泳はしてもいいですよ~。とりあえずお尻に痛み止め打っておきましょう」と言い、
整骨院の先生は「水泳は続けたほうがいいと思います。水泳を続けつつ整骨院には週に1回くらい来てもらって様子を見ましょう」と言いました。
そう言えば以前行ったマッサージ屋のおじさんが「激しい運動を急に始めたり止めたりしないように」って言ってたな……。
始めたんなら続けろってか。そうだね。

(25m完泳・↓)(25m完泳・↑)〜入水〜(25m完泳・左回りコース)(自由コース)(ウォーキングコース)

5月11日。THE YELLOW MONKEYが国立代々木競技場で復活の雄叫びをあげていた夜。
私はパート帰りに数珠やバッグなどの小物を求めて街をうろついていました。
祖母を亡くしましてですね、告別式へ出席するため熊本へ帰省して参りました。
お別れをしたかったのはもちろん、地震のその後も気になっていたのです。

翌朝の飛行機で帰省。
ごま粒よりも小さく見えていた建物が段々近づいてきます。
近づくにつれて、ブルーシートで覆われたたくさんの屋根が見えてきました。
姉が地震被害について「割と平気だよ。ライフラインもスーパーも復活したし」と安心させるようなことを言っていたのに、前日になって「帰ってきたらショックを受けるかも」と言った理由がわかりました。

通っていた小学校の体育館の壁には、外からパッと見ですぐわかる大きなヒビが入っており、2mくらいあった石碑はなくなって台座だけになっていました。

実家到着。
入り口のコンクリート塀が壊れており、横に倒してドンと置いてありました。
後日片付ける旨をお隣さんには伝えてあり、とりあえず置かせてもらっているとのことでした。
室内は、部屋の壁が少々浮いていたのと、廊下と階段の壁にヒビが入っていたくらいでしょうか。
両親は車上生活をやめて家の中で生活しています。余震が気になるとは言ってますが。
ブルーシートで覆われた家々は実家の窓からもちらほらと見えました。
身支度をして告別式へ向かいます。
斎場も地震の被害を受けていて、使用できるのは1階部分のみでしたがちゃんと機能していました。

告別式では親戚のおじさんおばさんや、従姉妹・従兄弟たちと久しぶりに顔を合わせました。
まずは、みんな無事でよかった。

祖母が亡くなった原因は老衰です。98歳。
悲しいとか悔しいという感情はあまりありません。
和やかな告別式でした。みんな「よく生きた」とか「お疲れ様でしたという感じだよね」などと言っていました。
声をかけたらピクッと動き出しそうな祖母の顔を拝み、告別式を終え、火葬場に移動。

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自意識和代

人の好意をなかなか信じられず、褒め言葉はとりあえず疑ってかかる。逆にけなし言葉をかけられて「なんて率直なんだ!」と心を開くことがある。社交辞令より愛あるdis。愛がなければただのdis。凹んじゃうよ! ラブリーかつ面倒なアラフォーかまってちゃんである。