私は初体験から約16年間、決して少なくないであろう人数の男性たちとセックスをしてきました。男性によって、愛撫の仕方、挿入の体勢などがまったく異なり、本当に千差万別だな~と思うのですが、未だにお目にかかれていないタイプもいます。
それは遅漏男性。以前から早漏男性との一戦については書き散らしていますが、私のコラムには遅漏男性は登場しません。出会ったことがないので、その実態がわからないのです。遅漏には厳密な定義はないようですが、大体挿入から射精まで20分以上かかる場合は当てはまるんじゃないかなと思います。これまで私がセックスしてきた男性はたいてい5分以内に射精、一番長い人でも10分に満たないでフィニッシュしていました。
なかなかお目にかかれないレアな存在である遅漏男性に、私はものすごい憧れを持っています。挿入って、気持ちいいじゃないですか? あれが長時間楽しめるなんて、幸福感と快感で溢れること間違いなしでしょ!
思えば、人生とは本当にままならないもの。遅漏の巨根を求める私がセックスする相手は、早漏のやや小ぶりなちんちんばかりなのに、ちびちん好きのビッチ友達はなぜか巨根ばっかり引き当てる。ちなみにこのビッチ友達とは、男性のルックスの好みが真逆なので、「私の好きな顔の男=早漏顔、ビッチ友達の好きな顔の男=巨根顔」という説が浮上しました。ああ~遅漏の巨根としてみたい~、とはいえ、まったく好みではないルックスの人とセックスしようとも思えません。結局、私は視覚的魅力を優先し、早漏顔のガチ早漏とセックスしています。
早漏顔なのにじつは巨根で遅漏という男性はいないのでしょうか? 見た目もちんちんも求めるなんて、贅沢なのかもしれません。でもやっぱり、遅漏に長時間責められてみたい!
そうして、周囲の人々に「私が好きそうな見た目で遅漏な人がいたら紹介してくれない?」という身の程知らずなリクエストをしていたのですが、遅漏男性とセックス経験がある女性は皆そろって「遅漏とヤッても楽しくないよ! 早漏のほうがマシ!」と言い切るのです。
彼女たちがなぜそこまで遅漏を批判するのかというと……
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