ゴシップ

男に流されるまま生きる、美奈子の処世術

【この記事のキーワード】

やっぱり薄すぎる自主性

 大家族ドキュメンタリーの登場人物キャラとして颯爽と芸能界に乱入し、話題を集め、稼ぎ始めた美奈子だが、今後もこの状況が続くとは考えづらい。6人もの子供を抱えての生活なのであるから、「使える物は使って」生き抜こうという、なりふり構わぬ姿勢になるのは当然だ。むしろ、今年の春までただの一般人だった美奈子が、芸能界でここまでのし上がってきているのは本当に頭が下がるのだが、世間に望まれるまま(というより業界のオファーに応えるまま)仕事をこなしてきている、という印象しかない。

 旅番組『旅ずきんちゃん~全日本のほほ~ん女子会~』(TBS系)で、芸能界での仕事について「子供を食べさせていくために必死に頑張っていきたいと思います。なんでもやってみたい」と意欲をのぞかせていたが、“なんでもやってみたい”という言葉の裏を返せば、芸能界でこれといって特にやりたいことが見当たらないのだろう。

 最近は公式ブログだけでなく『美奈子の裏ブログ』なる暴露系ブログも始めており、ブログ紹介文には『「ハダカの美奈子」に続く私のホンネをGTブログで特別につづります。』とある。しかし、これが残念ながら書籍『ハダカの美奈子』の内容そのまま。本を買った筆者は、記事が更新されるたびに「金返せ!」と歯がゆい思いをしている。現在裏ブログは第一子の出産を終えたぐらいのタイミングであり、ダディの登場すら相当先になりそうな気配だ。『ハダカの美奈子』に続く本当の“ホンネ”が綴られる日はいつになるのか。ひょっとしてそんな日は来ないのかもしれない……と心配にすらなる。

 このように『裏ブログ』と称して暴露ネタを投下するかのように見せておきながら、実際はすでに発売されている書籍の内容そのまま、というのは書籍を購入した読者に失礼な話ではあるが、こうなってしまうのも、彼女自身に引き出しがあまりなく、美奈子というコンテンツがもう消費されてしまった、出尽くしてしまった証拠なのかもしれない

 彼女に取材をしたことのあるテレビ関係者いわく、

「最近ではテレビで済ました顔でコメントしていますが、実像とあまりにかけ離れています。取材を受ける態度は良くないし、大人なのに完全にヤンキーそのまま。子供に対する言葉遣いも、カメラのないところでは”てめぇ”とか”なにやってんだコラァ!”とか……。宮崎にいたときは、子供に日常的に暴力を振るっているという話が近所でも噂になっていました。ダディのほうがずっと受け答えがしっかりしていて考え方もまともです。いまでも彼は、美奈子のもとにいる子供のことをとても心配しているそうです」

 と、業界内での評判もあまりよろしくない。また、ダディもかつて指摘していたように、出版社の人間とデキているというウワサも業界内のあちこちで耳にする。これから気合いを入れて芸能活動を始めるという時期に、仕事相手ともセックスをしてしまう、うっかりヤリマンぶりが見て取れる。

 『ハダカの美奈子』に赤裸々に綴っているように、美奈子は男から求められるままセックスをして、求められるまま中出しOKし、子供を作り続けた。一度別れた相手ともよりを戻し、再婚している。二度目の離婚後は、飲みの席でビッグダディからのプロポーズを気軽に受け、即、三度目の結婚をしてしまう。なんだかんだ男に「流されやすい女」なのだ。

 しかし世間が『大家族モノ』に求めるのは、自分の生活とはかけ離れた他人の生活を覗き見したいという悪趣味な興味を満たすことだ。そこから派生した存在である美奈子に、世間はこれからもそういった期待を寄せるだろう。『社会に貢献できる活動をしていきたい』とも語っていた美奈子だが、誰も彼女にそれを期待してはいない。ダディとのエピソードが出尽くした感のある今となっては、次にどんな男と恋愛するのか、という興味しか世間に持たれていないのではないだろうか。

 『使える物は使う』とうそぶき、男を利用しているつもりが、男に流されまくってここまで流れ着いたともいえる美奈子。世間の悪趣味な興味を満たすということでしか存在しつづけられない彼女は、次はどこに流れて行くのか……。

ブログウォッチャー京子/ 1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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ブログウォッチャー京子

インスタウォッチが日課の子持ちライター。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています

@watcherkyoko