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上昇婚をしないアイドルたち…全盛期のモーニング娘。OGたちにみる結婚観

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モーニング娘。

懐かしいです(モーニング娘。「Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~」ZETIMA)

 先日、元モーニング娘。 の新垣里沙(27)が、 俳優の小谷嘉一(34)との婚約を発表した。2人は2013年の舞台「絶対彼氏。」にて共演。それからおよそ2年間の交際を経て結婚を決めたようだ。小谷は現在、芸能事務所に所属せずフリーで活動をしている役者で、失礼ながらいまひとつ売れっ子とは言いがたい。20代の頃には港区のダイニングバーでアルバイトをして生計を立てていたという。

 また、8期生だった中国からの留学生メンバー・リンリンも、27日にTwitterで、結婚・出産していたことを報告している。

 グラビアアイドルや女性アナウンサーがいわゆる「セレブ婚」「玉の輿婚」を実現することが多いのに対し、新垣に限らず、かつて一世を風靡した時代のモー娘。メンバーたち(OG)は、そうではないケースが多い。19歳でいち早く既婚者になった辻希美は杉浦太陽、藤本美貴・庄司智春、高橋愛・あべこうじ。離婚してしまったが、矢口真里と中村昌也のカップルにおいては、明らかに矢口の方が売れていたため「格差婚」とも揶揄されていた。

 現在第一子を妊娠中の安倍なつみの夫・山崎育三郎はミュージカル俳優として高い評価を得る役者だが、テレビ露出によって存在が一般に周知されたのはごく最近のこと。保田圭はイタリア料理研究家の男性との結婚。後藤真希や吉澤ひとみは一般男性と、市井紗耶香の再婚相手も同じくで、加護亜依の元夫も、一般男性(と言えるのかどうか微妙なところだが)だった。

 一般的に「女性は上昇婚を望む」と見られているが、彼女たちは必ずしも自分よりも経済力の高い男性を望んでおらず、「好き」の“気持ち”を最優先に結婚に至っているように見える。それはもちろん、彼女ら自身が芸能事務所に所属しタレントとして活動することで収入を得ていることも大きな理由になるだろう。結婚を経済力を高めるための手段にしなくてよいのだ。さておき、10代前半で芸能界入りし、超多忙なアイドルグループのメンバーとして働いてきた全盛期モー娘。OGたちが、それぞれのモノサシによって様々なパートナーと結ばれていくことは、ファンにとっても喜ばしいことなのではないだろうか。