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鈴木明子父「婿は掃除も洗濯も料理もやって」の要求で考える、成人した子と親との適切な距離感

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 もちろん和則さんは「親が何と言っても、結局本人同士の問題です」と前置きしてはいるのだが、この“婿の条件”に多くの読者が驚きと憤りを感じ、ネット上で意見を交換している。多くは「親にこんなことべらべら喋られるの自分だったら嫌」「婚約相手に『サラリーマンをやめて主夫になれ』と言いたいの?」「こういう報道でうまく行くものもうまく行かなくなったらかわいそう」といった批判的なコメントで、鈴木がオリンピック出場経験もある世界的に名の知れたスケーターであることから「家事何にも出来ませ~んって世界に発信されたら、娘の恥だと思わないのか」という疑問も。それにしても多くの意見が「結婚したら鈴木明子だって家事やるはず。余計なこと言うな」であった。

 ただ、父親の発言を男女逆転させて、どこかの母親が息子の婚約者に向けて「息子は、結婚したからといって家事を急にやるというのは無理。だから掃除して洗濯して料理を作って、夫が帰ると『お帰りなさい』と言うぐらいの女性でないと続かない。そんな息子を理解してくれるのか」と要求したと考えたらどうだろうか。昭和の時代から平成の今にかけて、日本でよく聞く話にならないだろうか。そしてそんなことを言われたら結婚を考え直すという女性も、今の時代は少なくないはずである。よほど鈍感でなければ、夫婦の役割を部外者によって勝手に固定されることに違和感を覚え、そうした押しつけをしてくる義理親に不信感を抱くだろう。破談に追い込んで、可愛い子供から恨まれたくなければ、余計なことは言ってはならないのだ。

 最後に、「うちの子は●●で~」と、誇ってるんだか貶してるんだかわからないような口ぶりで話す親というのはよくいるが、親だからといって子供のことをわかっているような気になるのは思い上がりである。いつまでも子供扱いしてくる親に嫌気がさして、実家から足が遠のく人も多いものだ。親と子の適切な距離感は「何m」などと決まった値があるわけではないため、各自検討していく作業が必要なのである。

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