
左上『MARIKO magazine』(集英社)/右上『日経ウーマン 2016年 8月号』(日経BP社)/左下『VOCE 2016年8月号』(講談社)/右下『京ウォーカー+ No.5 (2016年4月27日発行)』(KADOKAWA)
12日にスタートした連続ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)で、主役・波留(25)の同僚役を演じた篠田麻里子(30)に注目が集まっている。まず驚くのは、2時間スペシャルで放送された第1話にて、呆気なく篠田は殺害されてしまい出番が終わった。これには「まさか初回で死ぬとは」「嘘だろまりちゃん!」とTwitterにて「麻里子様」がトレンド入りするほどの反響があった。
しかし、何より衝撃だったのは、その演技力のなさ。篠田といえば、大コケしたと話題の映画『テラフォーマーズ』、中村勘九郎主演舞台『真田十勇士』、そして、昨年には主演映画『リアル鬼ごっこ』など、AKB卒業組の中では比較的途切れることなく多数の女優業をこなして来た。ところが、どれだけ場数を踏んでも演技が上手くなることはなく、本ドラマにおいて即死亡したことに対し、「死体なのに棒www」「演技が下手くそだからレギュラーが無理だと判断されたんだろ」「もうこんな役しかもらえないんだな」などとネットで騒がれている。
篠田のようにまったく演技は上達しないにも関わらず、懲りずにドラマに出続ける女優はまだまだいる。まずは『好きな人がいること』(フジテレビ系)にて主演を務める桐谷美玲(26)。11日の初回放送後には「クソ演技なんとかしろ」「こんなに演技下手だったっけ?」「顔芸が酷い」と演技力への批判が殺到。本作は、若手イケメン3人と彼女が突然同居することになる設定だが、イケメンたちのわちゃわちゃや初回からキスシーンがあったりと“女子を喜ばせる要素”たっぷり、と宣伝されている作品。とはいえイケメン3人の演技も褒められたものではないため、喜ぶ女子などうんと限られてくるだろう。
『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)にてヒロインを務める武井咲(22)も非常に大根だ。武井に関しては、「ただただ演技が下手」「見てられない」と演技への批判とともに、「すべての言葉に語気がない」「台詞が棒読みに聞こえる」などと鼻にかかった特徴的な声に対する非難も目立つ。映画『るろうに剣心』のヒロインに抜擢された時には、主演・佐藤健の事務所より「邪魔にならない演技をする女優を選んでほしい」という要望があったとのこと。確かに台詞が一本調子のため邪魔にはならないが、印象が薄すぎるし表現力もまるでない。
2013年に放送された『僕らの音楽』(フジテレビ系)では、批判的な意見は「気になりはしますよね。いまだにどうしていいかわからない」と打ち明け、三期連続でドラマに主演した際には「出すぎで飽きられるんじゃないか」、違う役として見てもらうためにイメチェンをしないと「おかしくなりそうになる時期があった」と告白していた。しかし、演技力は当時とまったく変わっておらず批判され続けている今。おかしくなっていないことを祈る。
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