高島は<普通の女性>のように、三高(高学歴・高収入・高身長)だったり、あるいは三低(低姿勢・低依存・低リスク)だったりといったポイントで男を選んで来なかった。高島は18歳からおよそ10年にわたり地元・神奈川のセンパイである実業家男性と交際していたが、その男性は詐欺容疑で逮捕され消息不明。20代後半の頃には、梅宮アンナとのペアヌードに挑む前の羽賀研二(54)と付き合っていた時期があるという。そういった男たちを愛してきた彼女だからこそ、高知との結婚生活についても、「夫婦なのだからもう大丈夫」と安穏としていたわけではあるまい。常に“覚悟”を持っていたからこそ、逮捕・即・離婚とはならないのではないか。果たして高知は、そんな妻の心情をどこまで知っていたのだろうか……。
他方、そんな妻の存在が重荷になったり、劣等感を刺激されて仕方がなかったりという高知側の葛藤もないとは言い切れない。もし今、高島が修復を望んだとしても、高知側がそれを拒み離婚を要請するかもしれない。しかし仮にこの夫婦が再生の方向性で合意したとしたら、その足跡は是非とも文章にしたためてほしいと思う。芸能人の破滅の「暴露」はバラエティ番組も含めてありふれているが、「再生のモデルケース」は圧倒的に少ない。
(エリザベス松本)
1 2