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「性別の枠にとらわれていた」と語るトランスジェンダー・MiZUKI氏が、男として生きる上での結婚&出産観とは

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――つかぬことをお伺いしますが……彼女とのセックスってどうしてるんですか? 向こうの男性器を挿入するんですか??

MiZUKI:挿れません。いわゆるレズビアンのセックスに似てるかもしれないですね。

――なるほど。 “男性器”というか“大きいクリトリス”がついているようなイメージですよね。

MiZUKI:そうそうそう。本当にそう思ってます。

――「自分にペニスがついてたらいいな」って思ったことはないですか? 私はいまだに思う時があるのですが。

MiZUKI:もちろんあります。でも、ない物ねだりって苦しいだけですよね。ただ、ホルモン注射を打ち続けると、クリトリスが大きくなっていくこともあるんです。もちろん男性のペニスよりは全然小さいんですけど、挿入することも可能だったり。

――そうなんですね! ちなみに、今の彼女と子供を作ろうと思ったら作れるじゃないですか。子作りを考えたことはありますか?

MiZUKI:ありかな?? とは思いますが、女性の体ってすごくて、男性ホルモンを打っていても、しばらく打たなかったら妊娠できる体になるんですけど、男性の場合は女性ホルモンを打ち続けると難しくなっちゃうこともあるんです。なので、妊娠できるかどうかわからないんですよ。

あと、出産するのは僕じゃないですか。その勇気があまりなくて……。怖いですもん。本当にお母さんってすごいですよね。でも、アメリカではFTMが出産した例もあるんですよ。「彼女が産めない体なら俺が産む!」って、ある意味男らしいですよね。とはいえ、そのカップルは離婚しちゃったみたいですけど。

――人生いろいろですね。MiZUKIさんはFTMという人生を選んで良かったって思いますか?

MiZUKI:そうですね。FTMとして生きることによってストレスをなくすこともできたし、何も隠さず自分らしくいれることが本当に嬉しいです。あとは、今だから言えることですが、僕にとって“ネタだな”って思います。この人生がすごい面白いと思うし、僕のことをまったく知らない人も面白いと思ってくれる。人生ネタですよ(笑)。ネタを持ってるもの勝ち! って思います。

――私もそう思います♪ この記事を読んでくれた人にも、MiZUKIさんの情報が届くことになりますもんね。包み隠さずお話しいただきありがとうございました!

性別の枠にとらわれず、自分の人生を楽しむMiZUKIさん。彼の場合は持ち前の決断力と行動力によって、ストレスのない自分を構築したのでしょう。LGBTに限らず、少なからず「あんなことやってみたいな」とか「あの人みたいになりたいな」なんて憧れを抱いて生活している人はたくさんいますよね。彼のように一歩前に進んで、なりたい自分になれるように行動すると、自分のことがもっと好きになれたり、ストレスが軽減されたりするのかもしれませんよ♪

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新宿二丁目にあるBAR GOLD FINGARで毎週月曜日開催されている「FTM君の日」はMiZUKIさんが店長です♬ ぜひ生のイケメンMiZUKIさんに会いに行ってみて下さい♡
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谷川明日香

芸能経験を経てライフスタイル、美容の会社を設立。モテ男育成や婚活講座の講師や男性用コスメ「オールインワンメンズケア」をプロデュース。TVなどメディアでバイセクシャルをカミングアウトしている。

@t_asuka

Lagrangeオールインワンメンズケア

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