独り身の老後
最後に、「未婚女性の結婚願望の有無」を理由と合わせて発表します。
・アリ:20.8%
・ナシ:79.2%
【アリの理由】
・親のことを考えると結婚して子供の顔を見せたいと思う。けど、たぶん出来ない。それが本当に申し訳ない。
・今の彼氏とだったら結婚したい。
・もう働きたくない。専業主婦になりたい。
・ひとりっ子で親類は皆、私より歳上です。結婚して姻族という形で家族を作っておかないと、将来家も借りられない、入院もできない、老人ホームへの入居もできない、となりかねません。「友人に頼めばいいじゃない」と言われることもありますが、友人には友人の家族があります。法律上だけでいいので家族が欲しいです。
・子供がほしい。
・いつかはするのが当たり前だと思っている。
・ひとりで死ぬのは嫌。
【ナシの理由】
・今年バツ2になりました。2回目は、お互い中年で子供も要らなく「2人の生活を」と思っていましたが上手くいかず。将来、子供がいないため死んだ時どうなるだろうと不安に思いましたが、独身に戻ってみたら「それはそれで」と思えるようになりました。自分自身とても勝手な人間なので、今後は経済的なことを考えると不安ですが、結婚という形にとらわれずパートナーが将来的にはいたらいいかと思っています。難しいですけどね。
・パートナーは欲しいけど、基本的にひとりでいるのが好き。子供を産みたいと思ったこともないので、むしろなぜ多くの人が結婚という形式にこだわるのか、理解に苦しむところがある(社会的信用というメリットは多少はわかるが)。
・バツ1です。名前変更に関する手続きが面倒すぎて、もう二度と結婚したくありません。
・今年35歳。もう子供は望めないと思う。子供が望めないなら、籍を入れ、同居する必要性を感じない。彼氏がいれば充分。
・メリットがない。面倒を見る人がひとり増えるだけ。自分を最優先で生きていきたい。
・愛や恋はわかるけど、なぜそれを役所に届けて国に管理させるのかさっぱりわからない。20代後半なので周りの友人には結婚願望の強い人も多いが経済的安定や優越感を得るために結婚したがっているように見える。それは他のもので補える。
messyの特性なのか、これが世論の反映なのかはわかりませんが……アンケートに答えてくれた未婚女性の約8割に結婚願望がなかったとは。そりゃ、国や政府も婚活支援に力を入れますよね。だって【結婚願望ナシの理由】にも記載しましたが、独身女性にとって結婚って明確なメリットが見いだせないんです。「子供が欲しい」とか「専業主婦になりたい」なんて方は別として。
メリットがないどころか、再度繰り返しますが、「コスパが悪すぎる。自由な時間がない。所詮他人同士ですからいざという時も相手はそんなにあてにならない」なんてデメリットを感じる可能性もあるんですよ。それでも「相手のことが好きで、ずっと一緒にいたい」という気持ちが「面倒を見る人がひとり増えるだけ」「自分を最優先で生きていきたい」という気持ちを越えた時に、「結婚したい」となるのでしょうか……。