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男女兼用!? おっぱいエロスを最大限に引き出す「乳首オナニー用ラブグッズ」

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おっぱいバンザイ。Photo by C.P.Storm from Flickr

 先日、巨乳になる夢を見ました。私は現在、Cカップの、まぁ大きくもなく小さすぎというバストサイズです。サイズだけでなく乳輪の色も形も何もかもがコンプレックスで、処女のときには「こんなの、好きになった男性に見せられない!」と絶望し、「なんとか胸を見せずにセックスできる方法はないのか」と真剣に考えたこともありました。その時点でちゃんと見たことのない自分の性器を晒すことについては無頓着なのに、胸を見せるのは恥ずかしいとは、いま思えばおかしな話です。

 女性のヌード画像を見てはひとり興奮していた10代の私にとって、胸は自分のと他人のとを比べられるものでした。対して、無修正の動画は観る機会がほとんどなかったので、性器について「この女優さんと比べて、私のってヘン!?」と思うこともなかったのです。コンプレックスは、他人との比較で生まれるものなのですね。

 実際にロストバージンの場では、「なんとか胸を見せずに」という自分のこだわりすら忘れてしまうほど、いろんなことがワケのわからないまま進んでいって、気づけば素っ裸。後日、「あーーー! こんな乳を晒しちゃって!!!!」とパニクったのですが、いい意味で、あとの祭りでした。その後も、なし崩し的に同じ男性に乳を晒しつづけることによって、いつしかヘンテコな自意識も薄れていき、そのうちに「まあ、これがいまの私の身体なんだし」と思えてきました。

 他人と比べてるのがナンセンスと理解できたのは、人間的成長があったから……ではなく、大人になって&個人のPCやスマホなどの便利なツールを持つようになって、それまでとは比較にならない数の裸体を見るようになったからです。「いろんなオッパイがあるんだな」と思えたのが大きいかもしれません。ジムのサウナでもつい裸体の女性を観察してしまうのですが、ほんとうにおっぱいの形は人それぞれ。

オナニーでおっぱい、触りますか?

 私のだって特別美しくもないけど、すごくヘンでもない。なかには乳がんの温存手術で乳房がひしゃげた方もいました。でも隠すことなく、堂々と入浴されている様を見るうちに、おっぱいは自分がいいと思えばそれでいいと思えるようになってきました。他人が、まして男性がどう思おうが関係ないのです。

 ちなみに私は女性のバストを見るのが好きです。好きだから、つい観察してしまう。性的な興奮とはまた違う気がしますし、すべてのオッパイは美しいときれいごとをいう気もないのですが、乳房においてはDD(誰でも大好き)といえそうです。

 大迫力の巨乳は“母なる大地”的な有無をいわせぬ説得力があります。以前、ピンク映画で超絶巨乳な女優さん(体重もヘビー級)がバックから突かれているとき、おっぱいがグルンッグルンッと旋回しているのを見て、なんだか原始的な力強さを感じました。その一方で、いわゆる貧乳、ぺたんこなオッパイには楚々とした愛らしさがありますし、年齢を重ねてふやふやと柔らかい乳房も趣があります。一度、ストリップ劇場の“おっぱいタッチショー”に参加したことがありますが、熟女な踊り子さんの胸に触れたとき、その柔らかさに心がやすらぎました。なので、おっぱいコンプをこじらせて、巨乳になった夢を見たわけではありません(←これをいいたかった!)

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

@_momoco_

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