超美肌を保つ日除け・虫除け・傷除け
――普段の生活では、どんな風に気を遣っていますか?
海老沼 日中は紫外線に当たりたくないので、普段は手袋をしていますし、常にストールもしています。アザが出来たりしてしまうと目立ってしまうので、肌は出したりはしないんですけど・・・・・・でも比較的、夜は自由に行動していますね。
――もともと短大卒業したらモデルの道へ・・・・・・と決意してらしたと思いますが、モデルになる前提で、美容の観点で気を付けたり意識してたところはあったんでしょうか?
海老沼 自分自身がというよりも、幼少期から母親に日焼け止めを塗られたり、気を遣われてたので、それで無意識のうちに美意識を教わっていたのかもしれないですね。母の美意識が高かったんです。それが普通だと思っていました。
――この時期、日焼け止めは塗ってらっしゃると思うんですけど、どの辺まで塗っていますか?
海老沼 実は私、日焼け止めがあまり好きじゃなくて、今はプライベートでは塗らないんです。手袋と日傘とストールは欠かさず身につけるようにして日差しをガード、ですね。いや、本当は塗った方がいいと思いますよ。それでも肌を出す時は、塗るようにしていますけど、かる~いやつです。私の場合、SPF 50とか強いものを使うと、肌が荒れてカサカサになっちゃうんです。だから、どうしても必要なときは赤ちゃんでも使えるくらいのSPF 10とかSPF 20の日焼け止め。その程度の数値で、日焼け防止としては全く問題ないですよ。
――この時期は、蚊や虫も大敵ですよね? 虫刺されで肌が赤くなったりすると……。
海老沼 そうですね、赤くなったり痕が残ったり。東京都心で生活するぶんにはそんなに蚊がいないですけど、野外で撮影する時とかは、蚊取り線香を焚いたり、虫よけスプレーで対応します。あ、撮影現場に、虫をよけてくれる人は結構います。
――虫をよけてくれる人ですか!?
海老沼 手で追い払うというか……。
――日焼けと虫と・・・・・・夏は特に大変ですね。山に行ったり、海に行ったりのアウトドアな楽しみ方はガマンしているんですか?
海老沼 行かないです。この仕事を始めてからは、海とかフェスとか行ったこともないです。というのも、私はもともとインドア派なので、我慢しているわけではなくて、全然苦じゃないんです。アクティブな人だったり、趣味がサーフィン、みたいな人だったら、パーツモデルの仕事は、ちょっと厳しいかもしれないですね。私はあまり我慢や、苦労を感じたことはないです。
――家の中にいても、「気付いたら指に小さい傷が!」なんて場合、どうするんですか?
海老沼 そうなっちゃったら、事務所に報告して……ステイです。
――多少の傷とかはフォトショップでどうにかなるんじゃ? と思っちゃったりもするんですけども・・・・・・
海老沼 確かに、修正してもらえはしますけど、その前に、プロとして信用をなくしたくないですよね。オーディションや撮影本番が控えているのに、傷をつくってしまったら、プロとして信用されなくなってしまうと思います。
――そうすると、料理なんかもあまりやらない方がいいとか?
海老沼 お料理は好きなので、自炊するんですけど、野菜を切るときでも大きい包丁は使わずに、フルーツナイフを使っています。かぼちゃとかスイカみたいな、大きかったり硬い食材は、カット済みの商品を買うようにしていますね。そして、揚げ物はしない。水を使うときはゴム手袋。気をつけていることはそれくらいです。
――今、ジェルネイルをしている女性は多いですが、そういう指先のオシャレも原則禁止なのでしょうか?
海老沼 見ていてキレイですし、やりたいなぁとは思います。でもやっぱり、出来ないんですよね。撮影でしか出来ないですよね。でも、今日は塗ってないですけど、普段は、割れないように透明のトップコートとかは、補強にもなるし塗っています。あとピンクとかベージュとかカラーも塗ったりはしますよ。