全国に大きな衝撃を与えたSMAPの解散発表。思えば、ここ数年のジャニーズグループは、NEWSやKAT-TUNのようにメンバーが脱退することはあっても、グループとしての活動自体は継続(KAT-TUNは充電中)しており、解散、つまりグループの存続が一切臨めなくなる事態は、ファンがもっとも悲しむことであるとして、タレントたちも出来得る限り避けるべく努めてきた。
もちろんSMAPの5人も、出来ることならば解散などしたくなかったであろう。解散強硬派と報じられている香取慎吾も、毎年コンサートの総合演出を担当し、誰よりも「どうすればファンが喜んでくれるか」を考えていたに違いない。解散に至る経緯として、チーフマネージャーの退社、独立の失敗(ジャニーズ事務所側の独立阻止)、そしてメンバー間の不仲と、様々な理由が伝えられているが、真相はやはり各メンバーのみぞ知るものだろう。
国民的グループの解散ということで日本中が揺れた今回の騒動だが、実はおよそ2カ月前、後輩である嵐の二宮和也が、嵐の解散について言及していた。「MORE」(集英社)での連載ページ「It 一途」でのことだ。同誌8月号にて二宮は、KAT-TUNの充電について、中丸雄一から相談を受けていたことを明かしている。KAT-TUNといえば、赤西仁、田中聖、そして田口淳之介が脱退(およびジャニーズ事務所を退所)し、3人のメンバーで存続していかざるを得なくなったグループだが、二宮はKAT-TUNが危機に直面するたび中丸から相談を受けていたようだ。
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