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「橋本マナミが高畑にもヤラせておけば事件は起きなかった」!? 梅沢富美男のトンデモない非常識コメンテーターぶり

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梅沢富美男オフィシャルブログより

梅沢富美男オフィシャルブログより

 俳優の高畑裕太容疑者(22)が強姦致傷の容疑で逮捕された事件を受け、26日、母であり女優の高畑淳子(61)が都内で会見を行い、被害者及び関係者に謝罪をした。本件は、連日多くの報道が飛び交い、各局のワイドショーでも多くのコメンテーターが個々の持論を展開している中、とりわけ非常識な発言が目に余るのが、梅沢富美男(65)である。

 問題の発言は、25日放送の『バラいろダンディ』(MXテレビ)でのもの。レギュラー出演者の橋本マナミ(32)は、高畑容疑者との接点があったということで、この事件についてコメントした。橋本は高畑容疑者から求愛されていたが、21日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)において、「全然興味なくて、何も感じない」「友達としてもないかな」と高畑容疑者の好意を振った。その矢先に強姦事件が起きたこと、被害女性が橋本マナミ似だと報じられていることから、「あまりにびっくりしちゃって、ちょっと……」と動揺を見せる橋本。

 するとMCの梅沢富美男(65)は、「これが出たとき、お前が一番悪いと思ったよ」「蛭子(能収)にヤラせるんだったら、高畑にもヤラせておけば……」と橋本を非難。これには橋本も「ヤラせてないです」と呆れた様子で冷静に返答し、スタジオには苦笑いが響いた。梅沢は冗談のつもりなのか、それとも本気でそう思っているのか? Web上では「まともな人間の発言とは思えない」「欧米なら芸能人生終了」「老害芸では済まないレベル」と、梅沢のあまりに頓珍漢な物言いを批判する一般投稿が多数、相次いでいる。

 この発言の何が問題なのか解説するまでもないが、まず橋本への直接的なセクハラ、被害者の軽視、そして強姦という犯罪を梅沢がさほど重罪と認識していないことが伺える。梅沢は「男は性欲を発散しなければ生きられない。受け入れる慰安婦が必要だ」と大真面目に信じているのかもしれない。そのような価値観を垂れ流すことは、男性一般に対する侮辱でもあるのだが、そのことにも気付いていないようだ。

 梅沢は1980年代から大衆演劇スターとして活躍した俳優・歌手だが、今は情報番組やバラエティ番組に出演する機会も多いタレントだ。活動歴が長く、高齢で、いわゆる大御所芸能人のポジションに立つ梅沢に、現場の人間は誰も、何も言えないのが現状。幾度となく「ネットで炎上!」を繰り返すうちに、やがてほとんどの視聴者はこうしたハラスメントが一切問題視されることなくまかり通るテレビに、見向きもしなくなるだろう。
(夏木バリ)