国税局の「民間給与実態統計調査(平成25年)」では、女性の年齢別平均給与が以下のように発表されています。
・20歳~24歳:226万円
・25歳~29歳:295万円
・30歳~34歳:294万円
・35歳~39歳:297万円
・40歳~44歳:290万円
・50歳~54歳:281万円
・55歳~59歳:275万円
※正規、非正規合算
さらに、総務省統計局の家計調査によると、60歳以上の女性単身世帯の平均月間支出は約15万円。定年後から年金がもらえない60~64歳分の約900万円は各自で用意しなければいけません。加えて年金受給が始まっても65歳以上の単身無職世帯の受給額平均は12万2千円で、15万円には約月2万8000円足りないため、65歳から平均寿命の87歳までにプラス約740万円は必要です。この時点で1640万円ですが、その上入院などの予備費を考えると、老後をひとりで迎える場合はおおよそ2000万円程度は貯蓄しておいたほうが良い、と言われています。支出や年金受給額にはかなりの個人差があるため、この計算はあくまで目安ですが。
いや~、2000万円を貯めるってなかなか難しいのが現実です。老後よりまずは今現在の「健康で文化的な生活」を優先したいじゃないですか。そんな中messy読者の皆さまが、毎月いくらずつ貯金しているのか、はたまた一銭もしていないのか……気になる!! さらに、その貯金はすべての人が「老後のため」ではないはずです。何のために貯めているのか……気になる!!
ということで、先週から募集していた【毎月いくらずつ、何のために貯金していますか?】アンケート。今回もたくさんのご意見をいただきました。誠にありがとうございます! 早速開票です!
「貯金ゼロ」は0票!
まずは、毎月の貯金額から見てみましょう。
20,000円~30,000円14.6%
30,001円~40,000円20.2%
40,001円~50,000円:31.3%
50,001円~60,000円:15.1%
60,001円~70,000円:4.8%
70,001円~80,000円:2.1%
80,000円以上:1.7%
変動あり:10.2%
「ボーナスや臨時収入が入った際には上乗せする」という方も多くいらっしゃいましたが、年齢問わず、毎月40,000円、45,000円、50,000円は必ず貯金している方が目立ちました。月45,000円ずつ貯金していれば年間で540,000円、2000万円貯めるとなると37年強!! 頭ではわかっていても、いざ計算してみると一刻も早く貯金額を増やしたくなりますね……。では、次にそれぞれの貯金目的を見ていきましょう。
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