昨年1月、東北楽天ゴールデンイーグルスの投手、マー君こと田中将大(24)と結婚したタレント・里田まい(29)。マー君は9月にも5カ月連続、通算12度めとなる月間MVPを受賞したほか、8日には対オリックス戦で先発し、開幕24連勝を果たした。シーズン最終登板を無敗で終え、かつ20勝以上挙げた投手のシーズン無敗はプロ野球史上初となる。
結婚後の里田は、そんな夫の活躍を陰で支える妻として株が急上昇。昨年4月にはジュニア・アスリートフードマイスターの試験に合格したことを公式ブログで発表しており、当時“マー君を食で応援”など大きく報じられている。これは日本野菜ソムリエ協会が『スポーツをする者に食とのつながりを知ってほしい』という趣旨から始めた民間資格で、『アスリートフード学』『アスリート・レシピ』などの4科目の講座を受けた後、筆記試験に合格すると資格が与えられるという。今年の9月にも毎日新聞に『楽天・田中:活躍の裏に やっぱり愛妻・里田まいさん料理』と題された記事が報じられているが、里田がブログにアップした食事の写真が掲載されており、記事中ではその品数とバランスについて、管理栄養士からのお墨付きをもらっている。
また8月にはZAKZAKに『“あげまん”里田まいに賞賛の声』と題された記事もアップされた。マー君の活躍が“あげまん”里田の、内助の功にあるといった内容となっている。里田“あげまん&内助の功”説は他媒体にも見られ、かつてヘキサゴンファミリーの“おばかタレント”として名を馳せていたことは、なかったことになっているかのようだ。というかすでに結婚直後、NEWSポストセブンで『里田まい マー君“おバカ扱い”をやんわりとたしなめた賢妻』という記事が公開されていた。一部引用するとこのような感じだ。
「印象的だったのが、どういうデートをしているのかという話になったときに、みんなが口々に『喫茶店の隣の席で聞いていたいよね』『トンチンカンな会話してるんじゃないの』などと冷やかしていたら、里田さんが笑顔で『す、すいません。私はいいんですけど、先方のことは……』と、我々が無遠慮にマー君を“おバカ扱い”したことをやんわりたしなめたこと」
このように咄嗟に夫を立てる(大体の妻がやることなのに!)というエピソードを交えつつ、「タレントとして『おバカ』の看板を掲げていると、中味もそうだと思いたがる人はやっぱり多いんですね」と締めており、“本当は『おバカ』ではない”といった内容となっている。この頃から里田の“おバカ”は実は戦略だった、といった論調はあったと見てよいだろう。さらに今年8月、マー君が着々と連勝記録を伸ばしている時期にも『ちっともおバカじゃなかった里田まい』(リアルライブ)という記事が出ている。これによれば里田は「楽天の本拠地がある仙台の仙台駅にほど近い高級マンションで田中のことを第一に考えた生活を」送っているといい、記事には続けて「クイズ番組で見せつけていたおバカぶりは演技だったに違いない」と力強く断定している。
これらの記事に見られるように、マー君の活躍に比例して世間的な里田の評価も上がっており、今や賞賛の嵐だが、“おバカ”が戦略だったとされるように、実はマー君のことも戦略的に狙ってゲットしたのではないかと業界内で囁かれている。
古くは2011年5月、関根勤が『関根勤のカンコンキンラジオ』(文化放送)で、里田と思われる人物を指し「ド腐れB級アイドルには気をつけろ」などと発言していたことが話題となった。この日の放送で関根は、「舞台のサブタイトルが決定!ド腐れB級アイドルには気をつけろという」、「これは楽天のマー君がちょっとB級の女の子に引っ掛けられたのをヒントに得てああいう人たちって狙ってんなあと」、「もう狙うじゃない、野球の一流選手とかさあ、だからもう全員気をつけてほしいわけですよ。石川遼君とさあ、狙ってるから」などと語っている。マー君の名を出していることから、明らかに里田についての発言だろう。里田とマー君の熱愛が報じられたのが2010年11月であるから、その当時から業界内ではこういった見方をするムキがあったようだ。
また「金はあるけど嫁はない!OVER40 独身オヤジの主張スペシャル」と題された9月23日放送の『ストライクTV』(テレビ朝日)でのこと。『「だから独身なんだよ」と思うこと』というテーマに、ココリコ・遠藤章造が「恋のキューピッドばかりしているから」と自虐しつつ、里田とマー君を引き合わせたエピソードを語っている。ここで遠藤は「里田まいがマー君を全力で口説き落とした。身体で」と暴露。確かに昨年3月、ハワイ挙式を終えた里田とマー君は、2人の橋渡しをしてくれたのが遠藤であることを明かしている。この際の報道によると、遠藤と共演した際に里田が「楽天のマー君のファン」だと告白し、それを受けて遠藤がマー君に連絡を取ったのだという。
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