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小栗旬が芸能界を変える? SMAP・有吉&夏目から垣間見える事務所問題に2年前から苦言

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小栗旬オフィシャルサイトより

小栗旬オフィシャルサイトより

 小栗旬主演のHuluオリジナル連続ドラマ『代償』が、海外でも配信されることが決定した。そのニュースを受けて単純に小栗の海外進出を喜ぶ声もあれば、小栗が日本芸能界を変えるきっかけになると捉える向きもあるようだ。

 今回の作品は伊岡瞬の同名小説を映像化したもの。これまで実験的な作品にも果敢に挑戦し、様々な役を演じてきた小栗だが、『代償』ではさらなる新境地を開拓、“精神の限界まで追い詰められた弱々しい男”の役に挑んだ。小栗が演じる弁護士・圭輔は少年時代、友人であった達也の底知れぬ悪意によって、家族や大切な人たちの命を次々と奪われた過去を持つ。そして弁護士となった圭輔のもとに、強盗殺人事件の容疑者となった達也の弁護依頼が舞い込む。圭輔は弁護士として彼を救うのか、それとも……というストーリーだ。

 ただ、海外の作品に出演するのではなく、“海外にも配信する”とのことなので、正直“海外進出”というと大げさな気もする。とはいえ「これが向こうで話題になればアメリカでドラマや映画に出演できる可能性もある」と期待する声も業界内にはあり、これをきっかけに今後、本当の意味で海外進出する可能性はあると言えるだろう。近年の小栗は『ルパン三世』『信長協奏曲』『テラフォーマーズ』、さらに17年公開予定の『銀魂』など漫画の“実写化俳優”と揶揄されることもあるが、一方で重厚な作品にもチャレンジし幅を広げている。

 小栗がチャレンジを続けているのは俳優活動だけではない。2年前の時点で、現在の芸能界で大きな話題となっている「事務所問題」に苦言を呈していたのだ。

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