恋愛・セックス

キスマークや痣、性交時のマーキングは「愛情表現」で受け入れていいもの?

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◆「愛情表現」と捉える人の意見

 傾向として、つねられている人は、噛まれ(歯形がつくほど)てもいます。そして、そういう方はネット上でなんだか嬉しそうに報告しているんですね。さらに、「この行為がなくなってしまったら、愛情が薄くなったのか不安になるかも」なんて意見も。マーキングされてうれしい、束縛されることに愛情を感じるっていう感覚も、一切わからないわけではないです。でも……。

「つねってくるのはセックスの時だけ。痛いけど、普段の彼の優しさはわかっているし、悪意がないのはわかっている。愛撫が人より強いだけかな♪」

それって、余計なお世話ながら、「DV被害の真っ只中にいる人みたいだな……」と心配度は増しました。

◆「愛情表現ではない」と捉える人の意見

 実は、私の知人である「つねった経験のある男性」1名は、それをしていながら「愛情表現だからつねっている」という認識ではありませんでした。つねっていた相手女性は、セフレでした。

 「独占欲もない、征服欲もない、セックスで興奮するためのスパイス。好きな彼女だったらやらない、痛い思いなんかさせたくない」

ひ、ひどい。ネット上にも、「好きから生まれる征服欲じゃなくて、“俺には逆らえない”と見くびられているのだ」と諭すような意見がありました。そもそも「好き」から生まれた「征服欲」なら、行使していいのかどうか、という問題もありますよね。

あなたのボーダーラインは?

 セックスうんぬんに限らず、人は自分が求めている答えに近いものしか、受け入れないものですよね。彼に愛されているのだと信じたければ、「これは愛情表現なんだ」と思い込むようになりますし、彼と別れたい気持ちが強ければ、たとえ彼自身は愛情表現のつもりでやっていたことでも「こんなの愛情表現じゃない」とつっぱねるものでしょう。

 恋愛が盛り上がっているときには、好きな相手がしてくる行為は何でも愛しいと思い、受け入れてしまうことが多いのではないでしょうか。100年の恋が冷めたら「ウワーきもっ」と思うようなことでさえ、うれしかったり……。性癖について、自分の中でのOKとNOのボーダーラインをあらかじめ見極めておき、いざというときに備えておくのもいいかもしれません。私の場合、強い痛みを伴うかどうかが、ボーダーラインなんだと気付きました。耳たぶや首へのハムハムは、やめませんよ。

(大根 蘭)

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大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。