実際のファッションショーに流れた音楽だが、最初はピアノをメインにしたシンプルな曲調から、カラフルカラーのコレクションの時にはエレクトリカルな要素を織り交ぜたものなど、コレクションに合わせた展開。いずれもミラノコレクション用に剛が制作したもので、大舞台の雰囲気に相応しい音楽となっており、少なくとも剛ファンは絶賛を送っている。
2016年はKinKi Kidsデビュー20周年ということで、KinKi Kidsとして立て続けに新曲を発表し、秋からの全国ツアーの準備、ソロの堂本剛としてもミニアルバムを発売するなど、多忙な日々を過ごしている。また、アイドルグループ・ももいろクローバーZに楽曲提供するなど、ソロ活動以外に音楽アーティストとしての活動も多面化しており、「剛くんいつ休んでるんだろ?」「働き過ぎじゃないと良いけど」とファンから不安の声が上がることもあるが、今回のショー音楽制作は、今後のアーティストとしての立ち位置を確立するものとなった。
歌もうまい、ギターも弾ける、曲も作れる、演技もできる、相方・堂本光一と戯れれば、その夫婦愛で世の女性を虜にする堂本剛。アイドルとしても、俳優としても、アーティストとしても大成功を収めた彼が、次にどんなことに挑戦するのか、ファンでなくても気になるところだ。
(ゼップ)
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