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「年下女に負けたくない!」と韓国人男性に貢ぐアラフォー日本人女性の本心

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友だちと張り合って、韓国人の恋人探し。Photo by Takumi Yoshida from Flickr

 一時期は減る一方だった韓国への日本人観光客の数が、今年に入ってから徐々に復活。それに併せて“通い妻”的日本人女子もまたまた増えはじめている。愛する韓国人彼に会うため、休みのたびに韓国にやって来る日本人たち。1か月に1度や2度とハイペースで来る人もいたり、アラフォー、アラフィフの女性も多かったりと、なかなか気になる通い妻事情。

 通い妻歴1年半のリョウコさんは、現在40歳。日本には「10年以上ダラダラつき合っている」という同い年の不倫相手がいるが、本命は10歳下の韓国人男子と目を輝かせる。

「短大時代の友だちとソウルに遊びに来たとき、ミョンドン(明洞、ソウル有数の繁華街)の屋台でスマホケースを売っていのが今の彼です。一重の目とガタイのよさがもろタイプだったのと、日本語も話せたので、その場ですぐに盛り上がって、私から飲みに行こうって誘ったんです」

 ちなみにリョウコさん、逆ナンをしたのはこの日が初めて。一緒に旅行をした友だちの影響で、「どうしても韓国人の彼がほしかったから、がんばった」のだそう。

「友だちは以前韓国を旅行したときに、居酒屋で逆ナンしたのがきっかけで韓国人の彼ができたんです。私との旅行中も、その子は毎晩彼とデートの約束があったので、私も相手を見つけないと寂しくなると思い、焦って逆ナンしました(笑)。最初はカフェの店員さんに声をかけたらヘンな顔をされて失敗。その次に声をかけたデパ地下のアイスクリーム店の店員さんには無視されて、3度目のチャレンジで見事成功しました」

 スマホケース屋の彼、キム君とはミョンドンの居酒屋で焼酎をがぶ飲みし、酔っぱらってそのままホテルでHした。

「女性扱い」に舞い上がる

「飲みはじめてすぐ、キム君から『隣に座ってもいい?』といわれたんですけど、この時点でもう興奮しちゃいました。だって普段、男の人にそんなこといわれるシチュエーションなんてないですから! 隣に来てからはずっと手を握られて、その場でキスまでしちゃいました。私は最初から自分の年齢は正直に話しましたよ。私が10歳も年上だって知っても態度を変えないどころか、料理を食べさせてくれたり、頭を撫でてくれたり、女扱いしてくれる彼に完全にハマっちゃいました」

 3泊4日の旅行中、毎晩キム君とデートしたリョウコさん。

「3日連続でHしたのなんて、初めて(笑)。彼とは昔からの知り合いみたいに居心地がよくて、明日からもう会えなくなるかと思うと、涙が止まりませんでした。彼が『リョウコとはこれからもつき合えるようにお祈りするね』なんてかわいいこといってくれたので、ますます泣けちゃいました」

 この日をきっかけに、リョウコさんの韓国通い妻生活がスタートする。まずは旅行から戻った2週間後に再び韓国へ。それからは月1のペースで韓国に来て、長いときは1週間ぐらい滞在している。

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