
尽(ジン)です。
皆さんこんにちは(^O^)
ビジュアル系バンドHEROのボーカル尽だよ(^O^)
今月も日記形式で色々書いてくから酒でも飲みながら見てな(^O^)
- 月×日「脱毛」
今日はヒゲの脱毛に行ってきた。
こんな俺でもカッコ良くありたい気持ちはある。
ビジュアル系バンドマンの9割はヒゲの脱毛をしている(ある程度収入があるバンドマンに限るが)。
昔、まだ収入が全然ない頃は必死にファンデーションで隠していたが、ステージの照明にあたるとやはり、鼻の下が青かった。
「今日のライブの時、鼻の下に青いセロハン張ってました^^?」
「他のバンドのファンが青髭アザラシって呼んでましたよ^^」
心ないファンメールと戦い続けて、
エステで脱毛できる程度の収入を得るまでに登り詰めたのだ。
5年前、初めてのヒゲの永久脱毛に行った。
ヒゲといっても男によっていろいろで、モミアゲから輪郭をぐるりと取り囲むようにフサフサ生える奴もいるが、俺は鼻下とアゴしかヒゲが生えないので、施術担当者に
「10分もあれば終わりますよ! ただレーザーは痛いので痛かったら休み休みやりましょう。それでも15分くらいで終わりますよ(^O^)」
と言われた。
なんて優しい先生だ。
なぜビビりまくってる俺の気持ちを理解出来たのだろう。
ああ、手がブルッブル震えてるからそりゃ分かるわな。
とゆうわけで施術を受けた。
終わるのに50分掛かった。
レーザーを毛穴にバスッ、バスッと照射して、毛を死滅させていくわけだが、
一発撃たれるごとに
「すいませんタイム(;_;)」
と言っていればそれだけ時間が掛かる。
でもまじで痛い。
タイムを挟まずに連続でバスバス照射しまくれば10分で終わるとしても、俺には無理だ。
30分を過ぎた辺りから先生がブチ切れ寸前なのを感じながら
痛みからなのか先生への恐怖からくるのか分からない涙を流しながら施術を受けた。
そして1カ月後の施術の日。
痛みの恐怖から俺は逃げた。
歌を通じてファンに対して
「辛いことでも逃げずに立ち向かえば何か得られるモノがある」と常々説いていた俺が、その日
「逃げ出したい時は逃げたって良い。君がどんな選択をして進もうとそれは道になるから」
と180度方針転換をした。名言だ。
この言葉はちょいちょいTwitterなどで書くが、その度、
「感動しました(;_;)」
「勇気付けられました!」
等のリプがくる。
そんなコメントを見ると正直心の中では
「(^_^;)」
こんな気持ちになるが
まぁファンが勇気付けられましたって言ってるんだから良いかと思うようにしてる。
そして去年から今年にかけて、ついに勇気を振り絞り、永久脱毛に再チャレンジしている。
やはり痛い。
再チャレンジ一度目の時、
一発一発打たれる度にビクッとなる僕を見た先生がニヤニヤしながら
「痛いですかぁ?」
と言ってきた時は
「痛いに決まっとるやろシバくぞボケカス」
と反抗しそうになったが
今ではヒゲも薄くなり痛みも和らいでいるので泣かなくなった。
まぁ涙的なのは出るけどね!
けどそれは泣いてるワケじゃなくて
痛みにビックリして反射神経的なのが作用して涙が出てるワケだから泣いてるワケじゃないからね!
×月▲日「PV撮影と写真撮影」
8月24日にニューシングル「LOVE LETTER」が発売しました。
今回はそのPVとアーティスト写真の撮影について書こうと思う。
PVとはプロモーションビデオのことで、
カラオケ等で曲を入れると本人が登場するやつ。
アーティスト写真とは雑誌やオフィシャルサイトで使うやつ。
ここで皆さんに問題。
PVとアーティスト写真。
それぞれ制作するのにいくら掛かるでしょう?
まずアーティスト写真。
写ルンです的なインスタントカメラで写真を撮り、現像に出したら2000円いかないくらいかな?
もしくはデジカメで撮影して家庭用プリンタでプリントアウトしたら、ほぼ経費タダ?
Webで公開するだけだったらプリンタすら不要?
もちろんタレントにしろミュージシャンにしろV系バンドマンにしろ、たった1枚の写真を撮って公開するのに、写ルンですやら家庭用プリンタやらでどうこうしてる奴はいまどきいない。たぶん。
HEROの場合、1枚のアーティスト写真を制作するのに20万かかる。
野外で撮るならスタジオ代はタダだが、基本的にアウトドアな雰囲気で撮ったアー写を使うV系バンドってなかなかない。凝ったスタジオセットを用意するとしたら、いくらでも金なんて飛んでいく。そして当然だが腕の良いカメラマンにお願いしたい。
高い人は50万円くらい掛かるんだって(^O^)
あれ? 中古車買えちゃうね(^O^)

こういう

やつです
PVはいくらだろうか。
極端な話、自分でビデオカメラを買って撮ったら3万円くらいかな(^O^)?
HEROの場合、1本70万円。
あれ? やっぱり中古車買えちゃうね(^O^)?
この金額をデカいと思うかショボいと思うかはアナタ次第。
写真はiPhoneでめっちゃキレイに撮れるし、動画だってYoutubeにいくらでも素人の自作作品がUPされてて簡単に作れる時代だから、なんとも言えないかもしれない。
PVに関してはJ-POP全盛期は1000万とか余裕で使ってたらしい。
今そんな金があったら余裕でパクってフィリピンに住んじゃうよね(^O^)
そして皆さん。
疑問に思ったことはないだろうか。
PVで歌っているボーカルやアイドル。
どんなに高いキーの曲でも顔色変えずに歌ってる人がほとんどなのは、やはりプロだからなのか。
答えはNO。
あれ歌ってないんだ。
口パク。
リップシンクって言うんだ(^O^)
プロモーションビデオだからね(^O^)
プロモーションだから(^O^)
やっぱりカッコ良かったり可愛く映りたいもん(^O^)
ただロックバンドの方々は、ちゃんと歌ってる人もいる印象。
ちなみに今までは俺もしっかり歌ってたんだ。
だが今回のlove letterのPVは
「とにかくイケメンって思われるPVにしよう」
とのことだったので
ガッツリ口パクして来たよ。
見てごらん(^O^)↓
イケメンに映りたすぎて光で顔を飛ばしまくって貰ったら飛ばし過ぎて途中で
俺の鼻が完全に消滅してるから(^O^)↓
【HERO「Love Letter PV」】
「あからさまに良い顔を作りまくるようにブサイクが努力したPVなのである」
他のHEROのPVも良かったら見て欲しい。
今月はこの辺で(^O^)
もうワンマンツアー始まってて全国回ってます。
MCだけ聞きに来てもらってもいいんで良かったら来てね(^O^)