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「ケツが汚い」ばかり話題の坂口杏里AVデビュー作をレビュー、納得の布陣だった!

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 ところで、1度目の絡みであるしみけんとのセックスで、四つん這いになってお尻がUPになり、その尻をしみけんが「きれいだね~や~らかい」と言いながら撫で回すシーンがあるのだが、そのシーンを切り取った短い動画および画像がwebで拡散されて話題になっている。

 確かにこれは驚く。ニキビ痕なのか黒い斑点(色素沈着)があまりに多く点在し、割れ目付近の肌は乾燥して荒れている。また、VIOラインの処理が一切施されていない。毛が生えっぱなし、長く伸ばしっぱなしである。ふつう、大々的に売り出すAV女優のデビュー作ともなれば、撮影前にエステサロンに行くなりブラジリアンワックスで整えるなりするのではないだろうか。まして坂口杏里は、そこそこテレビ出演のある芸能人だった。これを「ケツ毛ボーボー」「汚い」と揶揄する声がweb上に溢れかえっているのだが、なんというか、毛に関しては自然体で良いのではないだろうか。AVユーザーは高齢男性の割合が高い。ゆえにキメキメでないナチュラルな陰毛が望まれ、プロダクションや専属契約のレーベルから「整えないでくれ」と要求される女優たちも多いのだ。ただ肌に関して言えば、単体女優として売っていくのだから、メンテナンスの指示や費用を出すなど、もう少し配慮してあげた方がANRI自身のために良いだろう。ワキの下はツルツルであった。

 視聴の結果、完全に普通のAV、ちゃんとしたAVであることが確認できた。そしてまた、彼女が単体女優としてこれからしっかり活動していくであろうことも。そう決めて道を歩きはじめたのであれば、腰を据えて頑張ってほしい。TwitterでもANRIは「芸能からこの世界に飛び込んで、不安だらけでストレスばっかりな毎日だったけど、やるからには誰に何を言われてもどれだけストレス抱えてもトップになりたいなー 自分磨きも頑張る!」と宣言している。ただストレスは抱え込まずうまく解消する方法を覚えた方が彼女自身の生きやすさのために良いと思うが。

 また、彼女のAVを見て「細すぎて抜けない」「汚い」「需要がない」といった男性ユーザーからの意地悪な感想が各所で散見されるが、一方で、「素人っぽくてすごく良い」と評価する向きもある。前述したような生えっぱなしの陰毛・尻毛も、黒ずんだお尻も、やや痩せすぎの手足も、決して大きくない乳房も、さすが元芸能人というオーラはなく、素人感が強い。だがそこがいい、というユーザーもいるわけである。いかにも「人前にさらすべく改造してきました!」というプロ女優もいる中で、素人感を愛好するユーザーにとってANRIは逸材。たとえば陥没乳首の女優やイボ痔持ちの女優もいるが、それもまた「すごくそそる」というユーザーはいる。お人形のように整えられたボディにキメ細かな陶器肌だけが需要を獲得するわけでない業界。まさにエロは多様性、だと実感させられる。

(まい竹城)

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