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SIAM SHADE「完結」…バンドの「解散」と「無期限活動休止」、どちらが良い?

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SIAM SHADE オフィシャルウェブサイトより

SIAM SHADE オフィシャルウェブサイトより

 10月3日、「1/3の純情な感情」や「曇りのち晴れ」など90年代にヒット曲を連発したロックバンドSIAM SHADEが、公式サイトで10月20日の日本武道館公演をもって“完結”することを発表した。

 “完結”という言葉はおそらく“二度と集結しない”ことを意味しているのだろう。ファンは「はっきり宣言されると寂しいなぁ」「悲しいよ……」「この意味合いは大きい」と悲しみの声をあげている。

 SIAM SHADEは2002年に解散し、2007年に元チーフマネージャーの追悼の意を込めて一夜限りの復活、2011年には復興支援ライブを行い、2013年には12年ぶりのツアーを行った。そして2015年から現在にかけてメジャーデビュー20周年ライブを開催している。このように幾度か復活をしているため、ファンは「今後もずっと不定期でライブをしてくれる」と期待していたところで、まさかの“完結”宣言だった。

「ここで“無期限休止”という言葉を使わなかったことはSIAM SHADEなりのファンへの思いやりでしょうね。“無期限休止”という言葉を使っておけば、いつ復活しても世間からは『潔くない』『金欠か』といった、くだらないバッシングを受けずにすみます。しかし、バンドのファンからすると“無期限休止”と宣言され、いつになるかわからない活動開始を待つのは相当辛い。いっそ“もう決してやることはない”と宣言して、ファンを解放してあげるのが優しさという考えもできます」(音楽誌記者)

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