ゴシップ

SIAM SHADE「完結」…バンドの「解散」と「無期限活動休止」、どちらが良い?

【この記事のキーワード】

 これまでに“無期限活動休止”を発表したり、実質そのようになったバンドは「サザンオールスターズ」「筋肉少女帯」「黒夢」「ウルフルズ」「MALICE MIZER」「Janne Da Arc」「ELLEGARDEN」などかなり多くいる。その中で今現在も休止中なのは「MALICE MIZER」「Janne Da Arc」「ELLEGARDEN」の3組。「Janne Da Arc」「ELLEGARDEN」は2000年代に活躍したバンドであり、それぞれのボーカルyasu、細美武士は現在も第一線で活躍しているため、ファンからは毎日のように復活を希望する声が上がっている。だが中には「いっそ解散って宣言して楽にして」「復活する気ないなら休止とか期待持たせないでよ」と悲しき声が上がっているのも事実。毎日公式サイトをチェックしたり、何かと無理やり関連付けて「これは復活フラグ!」と、生活がバンドに支配される人も……。生殺しにされるファンの涙には同情を禁じ得ない。

 一方“解散”を発表したバンドは「BOOWY」「UNICORN」「X JAPAN」「プリンセス・プリンセス」「聖飢魔II」「LUNA SEA」「JUDY AND MARY」「THE YELLOW MONKEY」など数え切れないほどで、“無期限活動休止”よりも圧倒的に数としては多い。そしてこの中で復活していないのは「BOOWY」「JUDY AND MARY」だけ。イエモンもルナシーも、復活のち大活躍している。だが「BOOWY」「JUDY AND MARY」にも“無期限活動休止”バンドのように復活待望論があり、結局、“無期限活動休止”も“解散”も同じように見えるのだが、ファンの反応は「まあ、万が一復活したら嬉しいね」「復活はないだろうけどちょっと期待してる」といった感じで、悲壮感に溢れる“無期限活動休止”バンドファンに比べると、むしろ「復活してくれたらラッキー」と、プラスの感情を持っていられるようなのだ。

 だが“解散”宣言にもデメリットがないわけでなく、いざ復活した時には前述のように世間に叩かれたり、「あの涙を返して」とファンが冷めてしまうこともある。解散と再結成を繰り返しまくる聖飢魔IIは「また解散かよ」「解散詐欺バンド」とネタ扱いを受けている。閣下ほどになれば、解散も再結成も騒ぎ立てるようなことではない。

 結局、“解散”か“無期限活動休止”か、どちらが良いのかなんて議論に結論は出ない。ファンはバンドの行方をただ見守るしかないだろう。そっとしておくこともまた、愛である。

1 2