ジャニーズグループ嵐の櫻井翔が、10月4日に発売された『日経エンタテインメント!』(日経BP社)11月増刊号の表紙を飾った。「10年前の僕と10年後の僕へ」というテーマのもとで、嵐のライブや10月26日に発売されるニューアルバム『Are You Happy?』について語るとともに、政治についても自身の考えを告白している。
今回のインタビューでは、櫻井がキャスターを務める『NEWS ZERO』(日本テレビ系)が今年で番組10周年を迎えたというところに大きくスポットを当てている。慶応義塾大学経済学部を2004年に卒業し、2年後の2006年から当時新しくスタートした『NEWS ZERO』のキャスターに就任。今でこそV6の井ノ原快彦が『あさイチ』(NHK)、NEWS・小山慶一郎が『news every.』(日本テレビ系)など情報番組で活躍しているが、櫻井はその先駆者といえるだろう。当時はアイドルが情報番組のレギュラーになること自体が珍しく、キャスターとしての櫻井に否定的な見方も強かった。しかし番組が始まってからは、徐々にそのような声も止んだ。戦争問題や税問題などに真剣に取り組み、特に選挙問題については小泉進次郎などの候補者に直接インタビューを行うなど積極的な姿勢を見せることで、アイドルながらキャスター業と両立する道を切り拓いてきたのだ。
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