新垣結衣(28)と石田ゆり子(47)が「可愛いすぎる」でお馴染みの高視聴率ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。院卒で派遣社員になるも派遣切りにあった主人公の妄想女子・森山みくり(新垣結衣)は、父(宇梶剛士)の紹介で、高齢童貞・津崎平匡(星野源)の家事代行として働き始め、ひょんなことから“契約結婚=雇用主・平匡さんのもとに専業主婦として就職する”“しかし周囲(親族込み)には本当の夫婦として振る舞う”というトンデモ物語です。
第2話で両親の顔合わせを済ませると、みくりは結婚の重みを再確認し「平匡さんに嘘を付かせてしまっている」「普通の結婚のふりをするって逃げと言えば逃げだし」と罪悪感を抱きます。一方平匡さんは「嘘だとしても両親を安心させられた」と胸を撫で下ろしており、ハンガリーのことわざ「逃げるは恥だが役に立つ」の意味を語り始めます。「恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことのほうが大切」――ガッキーもあっさり納得し笑顔を取り戻しました。早めのタイトル回収にびっくり。
しかし翌日。自宅に平匡さんの会社同僚のゲイ・沼田頼綱(古田新太)とニセ竹野内豊ことハイスペイケメン・風見涼太(大谷亮平)が遊びに来ると、かねてから2人の仲を偽装結婚だと疑っていた沼田さんは、こっそり寝室をチェック。シングルベッドに枕がひとつしか置かれていないことに気付いてしまいます。そして、その日の夜には風見さんにも告げ口。黙ってろよ!
そして、バレてることを知らない平匡さんは、最新話にて高齢童貞ぶりを遺憾なく発揮。それどころじゃないのに。平匡さんは、みくりとの“汚らわしい夢”を見てしまったことで、異性として意識しまくります。夕食時に、みくりが街でばったり会った風見さんの話をしただけで「その話まだ続きますか?」と、ご飯にほとんど手を付けずに自室に籠る始末。
というのも、その数分前。みくりにドキドキしてしまっている自分に気づき、「擬似恋愛を楽しんでみよう」と決意したんです。でも、彼氏気分でイケメンの話を聞いていたらいたたまれなくなった。擬似恋愛を楽しむも何も、35年間彼女のいない自分にそんな余裕があるはずもなかった、と気付くのです。