27日、『日本シリーズ 日本ハム×広島戦』(テレビ朝日系)の生中継、『報道ステーション』の間という前後番組のアシストも功を奏し、『ドクターX~外科医・大門未知子~(シーズン4)』は今シリーズ最高視聴率24.3%を記録しました。この数字がどれだけすごいかと言いますと、今年7月~9月期の連続ドラマ平均視聴率は7.63%。そんな中、『ドクターX』シーズン1の全話平均視聴率は19.1%、シーズン2は23.0%、シーズン3は22.9%、今年7月に放送されたスペシャルドラマは22.0%と、何度放送しても高視聴率を保ち続ける化物ドラマなんです。
同日に放送された第3話は、新規流入を目論んでいたのか、はたまた偶然の産物なのか、いつにも増して痺れました。「クソメン」と「強い女」の対比が鮮やかな内容だったのです。
シーズン4の大門未知子(米倉涼子)は、ニューヨークでたまたま大門の手術を見た副院長・久保東子先生(泉ピン子)の差し金により、蛭間重勝先生(西田敏行)が新院長の座を奪取したばかりの「東帝大学病院」から声がかかりました。大門は、神原晶(岸部一徳)が所長を務める「神原名医師紹介事務所」に所属するフリーランス外科医。ちなみに、シングルマザー麻酔科医・城之内博美(内田有紀)も所属しており、常に一緒の病院に派遣されます。
最新話は、大門が夜道で拾った財布を交番に届けるシーンから。翌日病院に財布の持ち主・須山三佐江(松下由樹)がお礼に来たのですが、総回診中の外科部長・西園寺猛司先生(吉田鋼太郎)が目に止まり、ただならぬ目線で追う須山。すると須山は、「ついでに東帝大学病院の最高ランクの人間ドッグを予約していく」と言い出しました。
しかし、その人間ドッグは超高額(神原いわく「お肉に例えるとA5ランクの神戸和牛フルコース」)のため、どこの誰かもわからない須山に支払い能力はあるのか。さらに、政治家の人間ドッグ受診予定日と重なり、久保先生オコ! 大門に後見人として責任を取るよう命じるのです。しかし大門は、得意の「はあ? いたしません」と呆れたような顔で去ってしまいました。久保先生、鼻の穴全開で激オコ!