とある日の朝。2人でリビングでくつろいでいる時に、ナルミは「知ってた? 今日って告白の日なんだって~。そういえば私、告白されてないな~コウタくんに」と話しかけます。しかし、興味なさそうに読書を続けるコウタ。それでもナルミは、肩を揺さぶりながら「ねえ言ってよ~、今更照れることでもないし~」とわざとふざけながら食い下がります。されどコウタは無視。そしてナルミが「私のこと好きじゃないの?」と聞くと、「知らん。そういうしつこいの嫌い」と吐き捨てるのです。この言葉にナルミは泣き出してしまいます。誰だって泣いちゃいますよね!!! ですが、コウタは本気でびっくり。本当に何も悪気はなかったみたいです。あたふたしながら「何だよお前っ」と思いっきり動揺してしまいます。いやいや、当たり前ですけどね!
そして、ナルミに「コウタくんが『泣く女嫌い』って言ってたから泣きそうな時も我慢してきたけど、私にだって限界があるんだよ! そんなに言われるほどしつこくした? そんなにしつこい? 告白なんかいらない、嫌い」と言われると、「あぁーー」と焦りながら「うるせえ泣くな~」と後ろからハグ。「何で俺がお前を泣かさないといけないんだよ」と苦しそうな顔で嘆き、顔をくしゃくしゃにして、絞り出すかのすように「……きだ」と一言。
「え!?」と驚くナルミに、再度「すー、すー、好きだって言ってんだろ!」「世界一。お前以外みんなゴミクズなんだよ!」と呼吸を乱して耳を真っ赤っ赤にしながらまくし立てるのです。これにはナルミも「好きって言った? コウタくんが?」「私も好きだよ!」とニコニコしながらキス! そして「初めて私からのキスかわさなかった!」と大喜びでキス連発! コウタも「うるせえよ」「やめろ」「おい」「どうした」なんて言いながらもすべてのキスを受け入れます。コウタは嫌な奴なわけではなく、猛烈にシャイで超不器用だったのです。
この後のセックスシーンでは、コウタの可愛さが爆発しています! その様子は後編にてお届けいたしますので、どうぞお楽しみに~☆
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