ゴシップ

お金も名誉も手に入れたバナナマン設楽は孤独か? 親友・日村の存在感

【この記事のキーワード】

 磐石の地位と名誉を手に入れたバナナマンなのだが、設楽にはどこか孤高の寂しさを感じる時がある。ラジオでは日村と仲良さそうにお互いの近況をよく喋るが、日村が「ケンコバさんと旅行に~」「ネゴシックスがさ~」なんて楽しそうに芸人仲間との面白エピソードを喋るのに対して、設楽は「オークラ(放送作家)がさ~」「小山(マネージャー)さが~」といった具合で芸人仲間とのエピソードがほぼない。というか、設楽の会話に出てくる登場人物はその二人ばかりだ。実際、設楽は「友達がいない」と公言し、「親友はオークラ」「俺、小山がいなかったら本当に一人ぼっちだな」とも言っている。ラジオではそんな設楽の私生活を心配したのか、設楽の友達オーディションも行われたのだが、結局友達は出来ずじまいだった。

 設楽は『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で“抱かれたい芸人ランキング”が行われると、必ずのように上位にくるモテ男だが、1999年に結婚して以来、不倫報道はおろか浮気の噂もほとんど出ない。たまに妻の尻に敷かれているアピールをしており、今年もラジオで「イスを購入したいけど奥さんに絶対反対されるからこっそり内緒で買っちゃう」ということを言っていた。それでもイス購入までに何週も悩むほどで、結局買った後は案の定、妻が少し不機嫌になったそう。ちなみに設楽の一人娘は現在中学生の年齢だが、妻と娘どちらも設楽より立場は強そうだ。

 設楽には特に熱心な趣味もない。だが、最大の趣味は、「バナナマン」なのではないだろうか。相方の日村といる時がすごく楽しそうだということは、ファンならば満場一致だろう。ラジオでは本放送とは別で“ポッドキャスト”を放送終了後に収録していたのだが(今年の6月でTBSラジオ、ポッドキャストは終了)、バナナマンは他の芸人と比べてポッドキャストの時間がかなり長い(短いコンビは10分程だが、バナナマンは一時間くらいやることもある)。これはいつまでも日村と喋っていたい設楽の意思の表れだと見てとれる。

 プライベートでは全く会わない芸人コンビが多い中、設楽はプライベートでも日村と行動を共にしていて、放送作家とマネージャー(前出の2人である)と日村と設楽の4人でゴルフをしていたらしい。この時にたまたま出くわしたココリコの遠藤は、通常ではありえないほどのコンビ仲に驚いたそうだ。友人の数は少ないけれども、一人ひとりとの関係性は深いタイプなのだろう。働きまくる設楽の、癒しであり、支えでもある。それが日村の存在なのかもしれない。

(ボンゾ)

1 2