デカイよぉ～！
ブレイク間近の“筋肉メンズアイドル”「マッチョ29（トゥエンティーナイン）」。ハロウィン目前の「マッチョカフェ」（@nakanoF）にお邪魔して、「マッチョ29」のプロデューサーである鈴木秀尚（すずきひでたか）さんにお話を伺っています。「マッチョ29」今後の展望は……プロのマッチョだからこそ見据えていきたい2020年。直近では、マッチョの写真展を構想中!?
前半⇒【笑顔のマッチョはセクシーだ！ 興奮するも良し、癒されるも良しの筋肉アイドル「マッチョ29」を楽しむ】
――それぞれ個性豊かなマッチョばかりですが、メンバーはオーディションで決めたんですか？
鈴木 最初はスカウト（ナンパ）とスポンサーのビーレジェンドプロテインからの紹介でしたが、最近、卒業生が出たこともあって初めてオーディションを開催し、3マッチョ追加しました。応募は100マッチョくらい集まったんです。次回のオーディションは、タイミングがあればとは思っていますが、欠員が出ない限りはやらないかな。今現在13マッチョ在籍していて、これくらいが丁度いいかなと思ってます。
――100名も応募者が!? 加入した3名は何が決め手だったのでしょうか。
鈴木 僕が企画するイベントでは性的な要素は全くないんですね。性的なものが絡むものは、ちゃんとそちらのプロの方がいらっしゃるので。「マッチョ29」の場合は、エロさやセクシーさよりも、笑顔が絶対。お姫様だっこも「なんでお姫様抱っこしてるの？」って聞かれたら「僕らが筋トレしたいからだよ」ってとびきりの笑顔で答えるっていう。だから、いい笑顔かどうかっていうのと、単純に人柄。面談して「いい人そうだな」と思えたマッチョを選抜しました。
新たにメンバーに加入したマッチョメンバー発見。
左：田中綾さん（1989年9月12日生まれ／チャーム筋肉：表情筋）
右：高瀬レストレポ雅弘さん（1993年10月19日生まれ／チャーム筋肉：大胸筋）
――確かに皆さん、最高の笑顔ですね。マッチョ＝怖いっていうイメージもあると思うのですが、そのイメージを覆すほど、底抜けに明るい。ですが、「マッチョだから明るい」って方程式も成立しないですよね、因果関係なさそうですし。
鈴木 もともと根暗な奴もいます。ただ、この活動を通して明るくなってきている。田舎から上京して、誰も友達がいなくて孤独に筋トレしてるばっかりだったけど、「マッチョ29」のメンバーになって、初めて友達ができたって言ってる奴もいますよ。周りの明るさに感化されていってるのかもしれません。
――やりとりを見ていても、メンバー同士の仲のよさが伝わってきます。
鈴木 「マッチョ29」メンバーは最年少は19歳、最年長は42歳で年齢の幅があるんですけど、みんな仲良く部活動みたいな感覚で楽しんでいます。男子校の部活って感じですね。昨年のクリスマスも、みんな集まって、ワイワイ楽しく飲んでました、和民で（笑）。
ランチ休憩中も楽しそうでした。
この日のまかないランチは鶏ササミのヘルシーパスタと茹で野菜。美味しくはないそうです！
――マッチョの方々、それぞれ体の大きさも筋肉のつき方も違うじゃないですか。自分よりも“いい筋肉”をつけている人に対して嫉妬とかコンプレックスとか、そういう感情が表出したりはしないのでしょうか。
鈴木 それはないですね。逆に褒め合ってますよ。彼ら特有の文化らしいですけど、「デカい」が誉め言葉で、やたら「デカいね！」「デカいねえ～」って。あと、生まれつき筋肉って形が決まっているので、人によって“いい筋肉”が違うということもみんなわかっています。各々、生まれ持った素質をどれだけ磨けるかっていう……本当に自分との闘いですよね。僕は理解できないですけど（笑）。
――筋肉は個性なんですね。ところでマッチョの皆さん、声がめちゃくちゃ大きいですが、筋肉つけると声もでかくなるものなんですかね。
鈴木 いや、彼らがデカいだけです（笑）。パチンコの営業とかで鍛えられたのも大きいかな。『北斗の拳』のコスプレをして店内を練り歩いたり、頻繁にそういう営業活動をしているんですよ。
マッチョ接客中
マッチョ流ビールの注ぎ方
