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「友達より早くエッチをしたいけど」「おれもー!」若年アイドルのセクハラ試練を楽しむ人々

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HKT48

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 秋元康率いる48グループ・HKT48の結成5周年を記念したイベント「『HKT48 5th Anniversary』~39時間ぶっ通し祭り! みんな“サンキューったい!”~」が先日おこなわれ、メンバーがカラオケを歌うという企画「ぐだぐたカラオケ大会」で、HKT48の4期研究生が『セーラー服を脱がさないで』を歌ったことに、「あんな幼い子にこんなの歌わせるなよ」「わざと歌わせてるとしか思えない。完全なセクハラだな」と批判の声が上がっている。

 『セーラー服を脱がさないで』といえば、1980年代のアイドルグループ「おニャン子クラブ」のために秋元康が作詞したもの。セーラー服を着た女子が、セックスを致したい男子をたしなめながらも実は興味津々という内容で、そのほとんどがアイドルが口にするには際どい歌詞になっている。当時10代後半~20代前半だった歌い手側も“わかって”やっているため、“見せ物”として非常にウケた。

 カラオケ大会では当時の歌詞がそのまま歌われており、4期研究生メンバーは終始戸惑いながら歌っている印象を与えた。また、「友達より早くエッチをしたいけど」というセリフのあとに会場にいたオタクから「おれもー!」という野太い合いの手が上がった。また、その後の「週刊誌みたいなエッチをしたいけど」という歌詞の後でもふたたび「おれもー!」という合いの手が……。オタクたちから合いの手が上がった際には思わず苦笑いしてしまうメンバーもいた。

 それもそのはず、今回参加したのは今年6月に開催されたオーデションで選ばれたばかりの研究生たち。最年少のメンバーである清水梨央や武田智加は現在13歳、最年長の運上弘菜や堺萌香でも18歳という10代の少女の集まりだった。『セーラー服を脱がさないで』はおニャン子クラブの代表曲ということで、これまでにAKB48のメンバーが歌ったこともあるが、今回同曲を歌ったのはまだデビューしたてのアイドルたちで、その戸惑いを含めての“見せ物”なのだろうということが伺える。あえてこの曲をチョイスするあたりにイベント運営側のセクハラ臭が漂う。

 今回の『セーラー服を脱がさないで』以外にも、秋元作詞の48グループ楽曲には卑猥なイメージを持つものがあるが、卑猥だからダメだと言いたいわけではない。そうしたフレーズを言わせて楽しむ、という趣向はいかがなものか、という話だ。この輪の中で仕事をしていればアイドルのセクハラ耐性は相当鍛えられそうだが、鍛えられたところで威張れるものでもないスキルである。

(ボンゾ)