とはいえ、八乙女の主治医は「世界に一台しかないプロジェクションマッピングを用いた手術」ができるという、スーパードクター・北野先生(滝藤賢一)。いざ手術を始め、自身のパソコンを使って画像を大画面に投影していたのですが、突然エラーが起きてしまいます。
というのも、黄川田先生(生瀬勝久)に胡散臭いメールが届き、添付ファイルを開いたことで、医局中のパソコンがウイルス感染してしまったのです。北野先生がインオペを決断したその時。「閉じるな~」と大門が登場するんですね~。北野先生に「プロジェクションマッピングなしでこのオペができるわけないだろ!」と言われても「出来るよ」と即答し、「俺のオペだ!」と言われても「アンタできないじゃん、機械がないと」と手術を再開。また見学室から見てる久保副院長に怒られるぞー。と思ったら「助けてーーーーーー。ユウ様頑張ってーーーーーー!!!」という熱い声援を送り始めました。そう、久保副院長は、八乙女の熱狂的ファンだったって話です。
術後、北野先生は大門のオペを見てあんぐりしちゃって嫌味を言いに来ちゃうし、「マップが切れた時、一生懸命モニター見てたでしょ。何で目の前に患者がいるのに患者を見ないのよ! 目で見て、手で切るのが外科医なんじゃないの?」なんて言われて何も返せないし。そもそも、久保副院長が私情で受け入れた特患なわけで、その上「極秘」だって言ってんのに、西園寺先生はすぐばらしちゃうし、黄川田先生はタイミングよくパソコンウイルスに感染しちゃって患者を殺しかけちゃうし。ポンコツだらけのてんやわんやな回でした。それでも、絶対に大門がすべて解決してくれるんで、手に汗は握らないんですけどね。ただのポンコツではない極悪人・蛭間院長の帰りを祈ります。
(ドラマウォッチャー:ナチョス)
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