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グダグダ感が否めないイケメンドラマ/『潜入捜査・刑事ダンス』第9話レビュー

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 なにもかもうまくいかず、やる気もなくしたデカダンスメンバーたちの関係もギクシャクしていく。「アイドルなんてやめたい」「スキャンダルなんて関係ない。同級生の夏希ちゃん(柳英里紗、第7話出演)に連絡とってみようかな」とまで言い出した辰屋に、「ワンチャンなんてもうない」「キモい童貞って言われたんだよ」と他メンバーが総バッシングしたことでメンバー間の亀裂が決定的になる。

 そんな中、唯一残されたレギュラーのラジオ放送が行われる。他のメンバーがまったくやる気を見せない中、ただ一人腐らずにいる裕也だが、毎回不用意な発言をするトラブルメーカーの辰屋は「俺らもう、アイドル辞めない?」と放送中に言い出してしまう。必死に取り繕う裕也が「デカダンスのメンバーは本当に仲良しですよね。オフの日も一緒に遊んだりするのかな?」とリスナーからのメール(放送作家が書いたものだが)を読みだすものの、それをきっかけに公開口ケンカが始まってしまう(殺伐としたスタジオの中でこのメールが読まれたとき筆者はSMAPのことを思い出さずにいられなかった)。

辰屋「昨日はちょうどオフだったんですけど、女と一緒にメシ食いに行きました。そのあとはご想像にお任せします、俺もまあ大人なのでそれなりのことは」
テル(森永悠希)「お前の人気は“童貞かわいいおばあさん層”に支えられてるの忘れているのか!」
辰屋「てめえのファン層なんて、15年前の時点でおばちゃん連中だろうが(輝男は元子役)。今となってはおばあちゃんだよ」
ショウ(横浜流星)「奇遇だね、僕も昨夜ある人とホテルにいたよ」
辰屋「バカ野郎! 誰が見ているかわからないSNS時代の怖さお前が一番知ってるだろ!」
テル「俺もショウと同じような感じだよ」

 白熱する言い争い。そんな中、とあるリスナーから一通のメールが届く。

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