12月8日に放送された『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)で、吉本興業がハニートラップの回避作戦をスタートしていることが明かされた。
番組ではリスナーから、「先日(別番組で)千原ジュニアが吉本のコンプライアンスについて話をしていました、現在吉本では女性とのやり取りを録音するように指導しているようですね」といった内容のメールが届いた。具体的には、「キスしていいですか?」「いいですよ」、「ブラ外していいですか?」「いいですよ」、「挿れていいですか?」「いいですよ」といった具合に、まず芸人側が相手女性に伺いをたてること、その模様を録音しておき証拠を残すことを徹底するよう、所属タレントが指導されているようなのだ。
岡村は「ホンマか?(笑)」と笑っていたが、吉本はたくさん芸人がいるからそんな話はあると話し出し、つい最近もヨシモト∞ホールで若手を集めての講習会が行われていたことを明かした。なお、岡村自身としては昔から「キスしていいですか?」と聞く派だそうで、今回の方針は構わないとのこと。
モテないことをウリにしている岡村はともかく、多くのお笑い芸人は、容姿や性格に難アリでも女性たちに言い寄られる経験をしている。そうやって自分自身をモテると思い込み調子に乗ったところで、ハニートラップに引っかかるという例が少なくないのだろう。そして、性行為に及んだ場合、合意の有無は大きな焦点となるが、基本的に証拠がなく「言った」「言わない」の水掛け論になってしまう。本当に合意があったことを示すための音声録音は必須と考えたほうが良いだろう。
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