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成宮寛貴のコカイン使用を告発した人物のやりたかった「リベンジポルノ」

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『fabulous act Vol. 03』シンコーミュージック

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 12月2日、「FRIDAY」(講談社)が元俳優・成宮寛貴(34)のコカイン吸引疑惑記事を掲載した。同誌は9日に第2段として、コカインをおねだりする肉声データを元にした成宮と友人との生々しい会話を掲載。そして同日、当初は事務所と共に「断固抗議し、法的処置をとる所存」を表明していた成宮が突然、芸能界から引退することを表明し、たった一枚のファックスを残して忽然と姿を消してしまったのだ。現在は消息不明で、シンガポール経由で東南アジアに旅立った、ドイツに滞在している等々、その所在は噂止まりだ。

 成宮は直筆ファックスで「この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい」と綴ったが、そこでは違法薬物の使用疑惑について明確に言葉にはしていなかった。尿検査では陰性だったとのことだが、毛髪検査は実施していない。結局、成宮は違法行為の告発に対して真相をなにも明らかにしないまま消えてしまった。それゆえ、引退したからといってこの騒動は終息を迎えることにはならず、あらゆる週刊誌がその真実を追う記事であふれかえる事態となっている。

 13日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、成宮が毎年ホテルのスイートルームやクラブのVIPルームで開催していたプライベートパーティの写真を掲載した。これは「FRIDAY」にネタを提供した成宮の友人A氏とはまた別の知人から入手したもののようで、成宮と特に仲の良かったという男性とのペアルックツーショット写真が表面に飾られたバースデーケーキの写真、成宮がトミーヒルフィガーの白のボクサーパンツ一枚のみを身に着けて笑みを浮かべる様子や、上半身裸でソファで微笑む写真など、乱痴気騒ぎを連想させるショットばかり。

 先にも書いたが、この写真を提供したのは「FRIDAY」に薬物疑惑ネタを売った知人A氏とは別の人物である。成宮のこの手のプライベートショットを保有する人間は、他にもいるだろう。これに類似した写真や動画、あるいはもっと直接的で猥褻な画像が流出する可能性がないとは言えない。大手マスコミがモラルによって掲載を見送っても、画像保有者がネット上に公開すればたちまち拡散され、ずっと残り続けるだろう。同誌では成宮が「僕の家族だから」「僕の仲間だから絶対大丈夫」と、日ごろから友人たちのことをそう話し信頼しきっていたとある。本人もたびたび明かしているように、母に先立たれ苦労した生い立ちから、常に寂しさや孤独感を抱えていたといわれれば納得せざるを得ないが、いくつもの代表作を持つ立派な俳優であり芸能人であったのにもかかわらず、無防備な姿を写真や動画で周囲に撮られまくっていたことは、ワキが甘かった。まさに直筆ファックス冒頭にあるように「すべての原因を作ったのは自分自身」である。

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