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少女凌辱エロ漫画がなぜ女子に支持されるのか。「知るかバカうどんファン」インタビュー

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みっつうさん「うどん先生は根が真面目な人。凌辱エロは本質じゃない」

みっつうさんが所有するうどん先生の同人誌の一部

みっつうさんが所有するうどん先生の同人誌の一部

──みっつうさんは、うどん先生が商業誌で話題になる前からのファンなのですね。きっかけは何でしたか?

みっつう はい。うどん先生が二次創作で同人誌を出していた頃からのファンです。うどん先生の『ニコ生はたたん』という二次創作の同人誌を知ったことがきっかけでした。

──うどん先生の作品の、どんなところに惹かれたのでしょうか。

みっつう 漫画を読んで「この人は、自分の体験や気持ちを描いているのかな」と感じました。何かつらい経験があって、それを昇華するために作品を作っている気がして。同人誌のあとがきにも、それをにおわせるコメントがあったんです。私は当時から、引きこもりながらインターネットで音楽活動をしていたので、体験を作品で昇華する姿勢に共感しました。

──うどん先生はインタビューで「JKリフレで働いていた」や「(幼少期は)殺されるかもしれないと思っていました」「だいたい、ホンマの話しか書いていないんですけど……」と話されていたのが印象的でした。今も商業誌の作品に実体験が生かされているのだと思います。同じインタビューで「ヌキどころが自分でもわからなくてダメやろうな」と先生自身がおっしゃっています。みっつうさんは、うどん先生の作品をエロ目的で読むことはありますか?

みっつう もちろん、エッチな部分が読みたい場合もあります。個人的には、ドラッグやハーブを使ったセックスの描写が好きです。ただ、うどん先生の作品の多くで女の子がレイプされますが、女性にとって、犯されるということはセックスではありません。犯されることは、傷付けられることとイコールです。うどん先生の作品は「エロ漫画」というジャンルにまとめられがちですが、実はエロ部分は、先生の暴力表現の一部だと思います。

──確かに、女の子がお話の最後まで泣いて痛みを訴えるのは、それがセックスではなく暴力だからかもしれません。他には何を求めてうどん先生の漫画を読むのでしょうか。

みっつう うどん先生の漫画には名言が多く、私はそういう言葉も好きです。同人誌『ニコ生はたたん』の「幸せは他人に願うものではなく 自分で掴み取るもの」とか。社会や自分の経験に関するメッセージが含まれた作品だと感じます。

──例えば、どんなメッセージが感じられましたか?

みっつう 作品の中で、ホームレスや障害者など社会的弱者が、さらに弱い者である女児を痛めつけるカットがあります。それは、どうしようもない不条理さや、多くの人が目を背けている社会の暗い部分です。それを「かわいそう、不幸だ」と言うのは簡単だけど、うどん先生は「じゃあ何ができるの?」と訴えていると思います。暴力表現やエロ表現は目を引きます。でもそれは、先生がメッセージを見てもらうための工夫や装飾として利用しているだけだと、私は想像しています。

──古参ファンであるみっつうさんから見て、うどん先生はどんな方ですか?

みっつう 実際にお会いしてもインタビューなどを読んでも、とっても真面目な方だと感じます。忙しい中、Twitterでファンからのリプライには「いいね」を返してくれるし、ファンが送った画像やプレゼントはほとんど保存しているみたいです。ファン想いな人。

──2016年開催の児童買春をテーマにした企画展「私たちは『買われた』」に対する、先生の「よくある話」「こういう出し物してお金稼いでる人たち見て心底吐き気がした」などの感想が話題になりました。「酷い」「被害児童をあざ笑っている」と感じた人もいたようです。

みっつう 世の中のアンダーグラウンドな部分を身をもって知っている先生。だから、本人にとってはただの素直な気持ちでも「酷い」「過激」と思われる場合があるのかもしれません。その内容が世間的に正しくても間違っていても、ご本人の経験に基づいて発言しているところを信頼しています。頭でっかちでなく、芯があるからアンチも増える。だけど、だからこそファンを超えて信者になる女性も多いのではないでしょうか。

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